JP1/Automatic Job Management System 3 - SOA Option Webシステム呼び出し機能編
形式
ajswsvgetWSDL ユニット定義ファイル名
機能
標準WSジョブの定義画面で指定したWSDLファイルの内容を,標準WSジョブのユニット定義ファイルから抽出し,標準出力に出力します。
ユニット定義ファイルは,JP1/AJSのajsprintコマンドで出力し,このコマンドを実行するマシンにコピーしておく必要があります。
実行権限
Administrators権限
格納先フォルダ
JP1/AJS3 - View for SOA Optionインストール先フォルダ\bin
引数
- ユニット定義ファイル名
- JP1/AJSのajsprintコマンドで出力した標準WSジョブのユニット定義ファイル名を,完全名で指定します。
戻り値
戻り値 内容 0 標準出力への出力が正常に終了したことを示します。 10 次のどちらかの状態であることを示します。
- 引数が省略された
- 引数の指定に誤りがあった
24 このコマンドを実行するユーザーがAdministrators権限を持っていないことを示します。 28 ユニット定義ファイルに標準WSジョブ定義が存在しない,または標準WSジョブ定義にWSDLのデータが存在しないことを示します。 32 WSDLのデータの抽出に失敗したことを示します。 36 引数で指定したユニット定義ファイルが存在しない,または読み取り権限がないことを示します。 120 そのほかのエラーが発生したことを示します。
コマンドの出力メッセージ
コマンドの出力メッセージを次の表に示します。
メッセージID 現象 KNAW3001-E 引数の指定に誤りがあります。 KNAW3002-E コマンドの実行権限がありません。 KNAW3101-E ユニット定義ファイル中に標準WSジョブの定義がありません。または,標準WSジョブの定義中にWSDLデータがありません。 KNAW3102-E ユニット定義ファイルの読み込みに失敗しました。 KNAW3103-E ユニット定義ファイル中のWSDLデータの解析に失敗しました。 KNAW3999-E コマンドの実行に失敗しました。 対処方法については,「16.5 メッセージ一覧」から対応するメッセージIDを参照してください。
使用例
標準WSジョブ定義中のWSDLデータの内容を標準出力に出力する場合の例を次に示します。なお,JP1/AJSのajsprintコマンドでユニット定義ファイルを採取したあと,ユニット定義ファイルをC:\temp\wsjob.txtとしてコピーしているものとします。
ajswsvgetWSDL C:\temp\wsjob.txt
注意事項
- 標準WSジョブ定義時に,[標準WSジョブ定義]ダイアログボックスの[オプション]タブにある[ジョブ実行ホストへのWSDLファイル配置方法]で「事前にジョブ実行ホストへ配置する」を選択した場合は,ユニット定義ファイルにWSDLファイルの内容は含まれないためWSDLデータを抽出できません。この場合は,ジョブ実行ホストに配置したWSDLデータを参照してください。
- Windows 7,Windows Server 2008,およびWindows Vistaで,ユーザーアカウント制御(UAC)が有効な環境で管理者(Administrator)以外のユーザーを使用している場合,管理者(Administrator)でコマンドプロンプトを起動してからコマンドを実行してください。
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