JP1/Automatic Job Management System 3 - SOA Option Webシステム呼び出し機能編
次のファイルを利用することを定義しているときは,正しく定義されているか,または正しい配置先に格納されているかを確認してください。
表11-1 ファイルの配置確認
ファイル名 どのような場合に必要か 配置先 WSDLファイル 標準WSジョブを実行する場合,ジョブ実行ホストへのWSDLファイルの配置方法で,事前にWSDLファイルをジョブ実行ホスト上に配置させるときに必要です。 標準WSジョブの定義で,[標準WSジョブ定義]ダイアログボックスの[オプション]タブの[WSDLファイル名(ジョブ実行ホスト上)]に指定したWSDLファイルの配置先に配置します。 認証情報設定ファイル 標準WSジョブを実行する場合で,WebサービスとのHTTP通信でHTTP基本認証を利用するときに必要です。
認証情報設定ファイルについては,次の個所を参照してください。
- WSジョブ実行ホストのOSがWindowsの場合:
「4.9.1 HTTP基本認証を利用する場合の設定」
- WSジョブ実行ホストのOSがUNIXの場合:
「5.9.1 HTTP基本認証を利用する場合の設定」
標準WSジョブの定義で,[標準WSジョブ定義]ダイアログボックスの[オプション]タブの[認証情報設定ファイル名(ジョブ実行ホスト上)]に指定した認証情報設定ファイルの配置先に配置します。 入力パラメーターファイル 標準WSジョブを実行する場合で,オペレーションの入力パラメーターの値を入力パラメーターファイルから読み込ませるときに必要です。
入力パラメーターファイルについては,「9.4.1 入力パラメーターファイルの作成(単純型の場合)」を参照してください。標準WSジョブの定義で,[標準WSジョブ定義]ダイアログボックスの「入力パラメーター」にある[ファイル名または値]に指定した入力パラメーターファイルの配置先に配置します。 WS接続環境設定ファイル 標準WSジョブを実行する場合で,次のときに定義が必要です。
WS接続環境設定ファイルについては,次の個所を参照してください。
- HTTPプロキシサーバを利用したWebサービスと接続する場合
- Webサービス接続のタイムアウト時間を変更したい場合(Cosminexus Application Server限定)
- WSジョブ実行ホストのOSがWindowsの場合:
「4.8 JP1/AJS3 - SOA Optionの環境設定
」
- WSジョブ実行ホストのOSがUNIXの場合:
「5.8 JP1/AJS3 - SOA Optionの環境設定
」
WS接続環境設定ファイルは,JP1/AJS3 - SOA Optionのインストール時に,次のフォルダに格納されます。
- WSジョブ実行ホストのOSがWindowsの場合
- JP1/AJS3 - SOA Optionインストール先フォルダ\base\conf
- WSジョブ実行ホストのOSがUNIXの場合
- /etc/opt/jp1ajs2forws/base/conf
クライアント定義ファイル WebアプリケーションサーバにCosminexus Application Serverを使用している場合で,ユーザーWSジョブを実行するときに必要です。
クライアント定義ファイルについては,次の個所を参照してください。
- WSジョブ実行ホストのOSがWindowsの場合:
「4.8 JP1/AJS3 - SOA Optionの環境設定」を参照してください。
- WSジョブ実行ホストのOSがUNIXの場合:
「5.8 JP1/AJS3 - SOA Optionの環境設定」を参照してください。
クライアント定義ファイルは,JP1/AJS3 - SOA Optionのインストール時に,次のフォルダに格納されます。
- WSジョブ実行ホストのOSがWindowsの場合
- JP1/AJS3 - SOA Optionインストール先フォルダ\base\conf
- WSジョブ実行ホストのOSがUNIXの場合
- /etc/opt/jp1ajs2forws/base/conf
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