JP1/Automatic Job Management System 3 - SOA Option Webシステム呼び出し機能編
JavaVM起動オプション設定ファイルajswsjavavmoptions.confに定義するオプション,および定義時の注意事項について説明します。
- <この項の構成>
- (1) JavaVM起動オプション設定ファイルajswsjavavmoptions.confに定義するオプション
- (2) JavaVM起動オプション設定ファイルの定義例
- (3) 定義時の注意事項
(1) JavaVM起動オプション設定ファイルajswsjavavmoptions.confに定義するオプション
JavaVM起動オプション設定ファイルに定義するオプションを次に示します。
- コントローラーを開始する際のメモリー使用量を設定します。メモリー所要量の見積もりで算出した値を,メモリー関連のオプション(-Xms,-Xmx,または-Xss)に設定します。
- ユーザーWSプログラムの処理で必要なシステムプロパティがある場合,設定してください。
- Windows版JP1/AJS3 - SOA Optionでは,-Xrsオプションを必ず設定します。設定しなかった場合,ログオフ時にコントローラーが強制終了します。
- Windows Server 2008でWebSphere Application Server v7.0を使用する場合,次のプロパティを設定してください。設定しなかった場合,サービスが異常終了します。
-Djava.net.preferIPv4Stack=true
- 参考
- JavaVM起動オプションの詳細は,JavaVMのドキュメントを参照してください。
JavaVM起動オプション設定ファイルの定義例を次に示します。
- Windows Server 2008でWebSphere Application Server v7.0を使用する場合
-Xms256m -Xmx512m -Xrs # example property for the User WS Program. -Dproperty1=1 -Dproperty2=2 -Djava.net.preferIPv4Stack=true- この定義例では,ユーザーWSプログラムの処理で必要なシステムプロパティとして,-Dproperty1=1および-Dproperty2=2を設定しています。
- 上記以外の場合
-Xms256m -Xmx512m -Xrs # example property for the User WS Program. #-Dproperty1=1 #-Dproperty2=2
(3) 定義時の注意事項
- 1行の終わりは,必ず改行してください。最後の行も改行してください。
- 「#」で始まる行はコメントと見なされます。
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