JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド
ジョブネット定義,およびそのジョブネットへのスケジュール定義が完了したら,次はジョブネットを実行します。ジョブネットを実行するためには,ルートジョブネットを実行登録します。ルートジョブネット中のネストジョブネットは,ルートジョブネットと同時に実行登録されます。ネストジョブネット単体では実行登録できません。
ジョブネットをどのように実行させたいかによって,実行登録の方法が異なります。ジョブネットの実行登録方法には,3種類あります。ジョブネットの実行方法と,実行登録方法との関係を次の表に示します。ジョブネットの実行の機能については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 導入ガイド 4. 業務の実行」を参照してください。
表7-1 ジョブネットの実行方法と実行登録方法との関係
ジョブネットの実行方法 実行登録方法 ジョブネットに定義したスケジュールに従って実行させたい。 計画実行登録 ジョブネットを登録した時点に定義されているスケジュールに従って,一定期間,確実に実行させたい(登録後のスケジュールやカレンダーの変更は無視したい)。 確定実行登録 ジョブネットに定義したスケジュールを無効にし,すぐに実行させたい。 即時実行登録
- 注意事項
- ルートジョブネット以外のジョブネットは実行登録できません。
- プランニンググループ中のルートジョブネットは,確定実行登録してください。計画実行登録および即時実行登録はできません。
- 以前に計画実行登録し,次回実行予定がある状態のジョブネットをさらに実行登録することはできません。
- 実行登録したいジョブネットを表示している[ジョブネットエディタ]ウィンドウが開いている場合,[排他編集]はチェックされていない状態にしてください。
- <この節の構成>
- 7.1.1 ジョブネットの計画実行登録
- 7.1.2 ジョブネットの確定実行登録
- 7.1.3 ジョブネットの即時実行登録
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