JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編)
暦に日曜日や祝祭日などの休日があるように,JP1/AJS3でジョブネットを運用するためのカレンダーの作成について検討します。カレンダー作成の検討では,運用日および休業日のほか,基準日,基準時刻についても検討します。
表3-1 カレンダー作成についての検討項目と内容
検討項目 内容 運用日と休業日 ジョブネットを実行する日(運用日)と実行しない日(休業日)を検討します。 基準日 月の開始日となる日を検討します。
日付または曜日(何週目の何曜日か)で指定します。
(例)
毎月20日が給与計算の締め日である場合,基準日を21日に設定することで,21日から翌月の20日までを1か月分として処理する。基準時刻 1日の開始時刻となる時間を検討します。
(例)
基準時刻を8:00に設定することで,実際には翌日の1:00に実行される処理を当日分の処理として扱う。排他スケジュール ほかのジョブネットと自ジョブネットの実行予定が重なったときに自ジョブネットを実行させないようにする場合に検討します。 JP1/AJS3運用上のカレンダー定義の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 導入ガイド 3.2 JP1/AJS3運用上のカレンダー定義」を参照してください。
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