JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編)
JP1/AJS3 - Managerは,ジョブの実行を制御するためのデータをリレーショナルデータベース(RDB:Relational Database)で管理しています。
JP1/AJS3の各機能と,その機能で使用されるデータの格納先を次の表に示します。
表2-22 JP1/AJS3の各機能が使用するデータベース
機能 格納するデータ データの格納先 スケジューラー制御
ジョブ実行制御スケジュール定義
実行スケジュール
ジョブネット定義
ジョブネット状態データベース(組み込みDB) エージェント管理制御 実行エージェント情報 データベース(組み込みDB) イベント・アクション制御 受信イベントやアクション実行の状態 通常のファイル
(データベースを使用していません)JP1/AJS Console制御 業務スコープやAJS3ユニット監視オブジェクトの定義情報 通常のファイル
(データベースを使用していません)キューレスジョブ実行制御(キューレスエージェント機能) 実行されたジョブ情報 通常のファイル
(データベースを使用していません)サブミットジョブ実行制御(QUEUEジョブ,サブミットジョブの実行) キュー/エージェント構成
ジョブ実行状態ISAM
- <この節の構成>
- 2.6.1 JP1/AJS3のデータベース構成の種類について検討する
- 2.6.2 JP1/AJS3のデータベース構成
- 2.6.3 JP1/AJS3のデータベーステーブル
- 2.6.4 JP1/AJS3でセットアップされるデータベース設定
Copyright (C) 2009, 2014, Hitachi, Ltd.
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