JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス
形式
VERSION=バージョン情報 #コメント文 [IDM_URL=http://JP1/IM - Incident Masterのホスト:ポート番号/仮想ディレクトリ] [SS_URL=http://JP1/IM - Service Supportのホスト:ポート番号]
ファイル
incident.conf(インシデント手動登録定義ファイル)
incident.conf.model(インシデント手動登録定義ファイルのモデルファイル)
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
- 物理ホストのとき
Consoleパス\conf\console\incident\
- 論理ホストのとき
共有フォルダ\jp1cons\conf\console\incident\
- UNIXの場合
- 物理ホストのとき
/etc/opt/jp1cons/conf/console/incident/
- 論理ホストのとき
共有ディレクトリ/jp1cons/conf/console/incident/
説明
JP1/IM - ViewのJP1イベントをインシデントとして他製品に登録する定義ファイルです。
定義の反映時期
jco_spmd_reloadコマンドを実行したあと,またはJP1/IM - Managerを再起動したあと,JP1/IM - ViewでJP1/IM - Manager(JP1/IM - Central Console)にログインすると,インシデント手動登録定義ファイルの設定が有効になります。
記述内容
- VERSION=バージョン情報
- ファイルのバージョンを表しています。JP1/IM - Managerのバージョンが09-50の場合は2を,JP1/IM - Managerのバージョンが09-50より前の場合は1を指定します。それ以外の数値を指定した場合や省略した場合は,VERSION=1が仮定されます。
- #コメント文
- #で始まる行は,コメント扱いとなります。
- [IDM_URL=http://JP1/IM - Incident Masterのホスト:ポート番号/仮想ディレクトリ]
- インシデントを登録するJP1/IM - Incident MasterのWWWページのURLを半角英数字および記号で指定します。デフォルトは,「IDM_URL=」となっており,何も設定されていません。何も設定されていない場合は,インシデントを手動登録するためのJP1/IM - Viewのボタン,およびメニューが非表示となります。
- なお,このパラメーターに記載したJP1/IM - Incident Masterのポート番号については,JP1/IM - ViewのマシンからJP1/IM - Incident Masterのマシンに対して,ファイアウォールを通過できるよう設定する必要があります。
- [SS_URL=http://JP1/IM - Service Supportのホスト:ポート番号]
- インシデントを登録するJP1/IM - Service SupportのWWWページのURLを半角英数字および記号で指定します。デフォルトは,「SS_URL=」となっており,何も設定されていません。
- なお,このパラメーターに記載したJP1/IM - Service Supportのポート番号については,JP1/IM - ViewのマシンからJP1/IM - Service Supportのマシンに対して,ファイアウォールを通過できるよう設定する必要があります。
- なお,JP1/IM - Managerをバージョンアップ後にJP1/IM - Service Supportと連携する場合は,この行を追加したあと,次の作業を実施してください。
- バージョン情報を“2”に変更する。
- IDM_URLで始まる行をコメント扱いに変更する(#を付ける)。
- JP1/IM - Managerを再起動またはjco_spmd_reloadコマンドを実行して定義内容を反映する。JP1/IM - Viewにログインしている場合は,JP1/IM - Viewを再起動する。
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