JP1/Integrated Management - Manager 画面リファレンス
[ビジュアル監視(編集中)]画面で貼り付けられたアイコンに相当する業務を監視する画面です。必要に応じて監視ノードの状態変更,ガイド情報の表示,検索などができます。
この画面は,[ビジュアル監視画面を開く]画面で画面名を選択し,[OK]ボタンをクリックすると表示されます。
監視ツリーの監視範囲設定を有効にしている場合,ログインしているJP1ユーザーがアクセス権限を持つ監視ノードのアイコンだけ表示されます。監視中にビジュアル監視画面を更新した結果,アクセス権限のある監視ノードが一つもなくなった場合,ダイアログボックスが表示されて[ビジュアル監視]画面が閉じます。
図3-5 [ビジュアル監視]画面(監視用)
表示項目を次に示します。
- アラームランプ
- 監視している業務システムで何らかの障害が発生した場合に点滅します。
- アラームランプが点滅する条件を次の表に示します。
表3-5 アラームランプが点滅する条件
[ビジュアル監視]画面上の監視ノードの設定 アラームランプ 監視/非監視 状態 監視 警告,正常,デバッグ,初期状態 消灯 監視 緊急,警戒,致命的,エラー 点滅 非監視 初期状態※ 消灯 - 注※ 非監視の監視ノードの状態は常に初期状態です。
- 監視ポイント表示領域
- 監視ノードのアイコンを表示します。
- アイコンに対応する監視ノードに障害が発生すると,アイコンの背景色が変わります。アイコンをダブルクリックすると,[監視ツリー]画面の表示が,アイコンに対応した監視ノードが選択された状態になります。
- なお,ほかのアイコンと重なったアイコンがあった場合,監視ノードIDの大きい方が前面に表示されます。[ビジュアルアイコンを使用]メニューにチェックマークが付いている場合,[ビジュアル監視(編集中)]画面で設定した順序で表示されます。
- [矩形選択]
- 監視グループまたは監視オブジェクトのアイコンを同時に複数選択する場合にクリックします。このボタンが選択された状態で,マップ上をマウスの左ボタンでドラッグすると,矩形が描かれます。矩形内に入ったすべてのアイコンが選択されます。
- ポップアップメニュー
- 監視ポイント表示領域では,アイコンを選択してマウスの右ボタンをクリックすると,ポップアップメニューを表示できます。ポップアップメニュー項目を次に示します。
- [状態変更]
- 選択している監視ノードの状態をチェックマークで表示します。チェックマークの付いていない状態を選択することで,監視ノードの状態を変更できます。
- [監視状態変更]
- 選択している監視ノードの監視状態を[監視]または[非監視]に変更できます。
- [表示順序]
- [ビジュアルアイコンを使用]メニューにチェックマークが付いている場合に選択できます。複数の監視ノードが選択されている場合でも,このメニューは選択できます。
- 監視ノードの表示順序を次のメニューから一時的に変更できます。この画面をいったん閉じて,再度表示させた場合は,[ビジュアル監視(編集中)]画面で設定された表示順序に戻ります。
- [最前面へ移動]
選択している監視ノードを最前面に表示します。
- [前面へ移動]
選択している監視ノードを前面にある監視ノードから順に,表示順序を一つ繰り上げます。
- [背面へ移動]
選択している監視ノードを背面にある監視ノードから順に,表示順序を一つ繰り下げます。
- [最背面へ移動]
選択している監視ノードを最背面に表示します。
- [検索]
- 監視グループが選択されている場合に選択できます。[検索]画面を表示します。すでに[検索]画面が表示されている場合は,最前面に表示します。監視オブジェクトが選択されている場合は選択できません。
- [ガイド]
- 選択している監視ノードの[ガイド]画面を表示します。対応するガイド情報がない場合,[ガイド]画面は表示されません。
- [状態変更イベント検索]
- ユーザーフィルターで設定されている条件に従い,状態変更の原因となったイベントを[イベントコンソール]画面に表示します。すでに[イベントコンソール]画面が表示されている場合は,最前面に表示します。ユーザーフィルターの設定については[ユーザーフィルター設定]画面で確認してください。
- [プロパティ]
- 選択している監視ノードの[プロパティ]画面を,[全般]タブが選択された状態で表示します。
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