JP1/Integrated Management - Manager 画面リファレンス
[イベントコンソール]画面の[重要イベント]ページのイベント一覧には,重要イベントだけが表示されます。[重要イベント]ページを次に示します。
図2-5 [イベントコンソール]画面([重要イベント]ページ)
表示項目を次に示します。
- [
開閉]
- [表示開始位置指定]領域の表示・非表示を切り替えます。[表示開始位置指定]領域は,統合監視DBを使用する場合に開閉できます。JP1イベントが統合監視DBに登録されたときに活性となります。統合監視DBを使用しない場合は非活性(
)です。
- [
対処済]
- 選択した重要イベントの対処状況を「対処済」に変更します。このボタンをクリックすると,選択した重要イベントの先頭に
が表示されます。
- このボタンは,JP1_Console_Admin権限またはJP1_Console_Operator権限を持つユーザーが使用できます。
- [未対処]
- 選択した重要イベントの対処状況を「未対処」に変更します。
- このボタンは,JP1_Console_Admin権限またはJP1_Console_Operator権限を持つユーザーが使用できます。
- [
処理中]
- 選択した重要イベントの対処状況を「処理中」に変更します。このボタンをクリックすると,選択した重要イベントの先頭に
が表示されます。
- このボタンは,JP1_Console_Admin権限またはJP1_Console_Operator権限を持つユーザーが使用できます。
- [
保留]
- 選択した重要イベントの対処状況を「保留」に変更します。このボタンをクリックすると,選択した重要イベントの先頭に
が表示されます。
- このボタンは,JP1_Console_Admin権限またはJP1_Console_Operator権限を持つユーザーが使用できます。
- [削除]
- 選択した重要イベントを画面上から削除します。対処状況にかかわらず削除できます。
- このボタンによる削除は,[重要イベント]ページからの削除であり,[イベント監視]ページ,[イベント検索]ページおよびイベントDBからは削除されません。
- このボタンは,JP1_Console_Admin権限またはJP1_Console_Operator権限を持つユーザーが使用できます。
- [指定期間のイベント表示]
- [ユーザー環境設定]画面で[指定期間のイベント表示]を有効にした場合,次に示すような[指定期間のイベント表示]が表示されます。
- このチェックボックスをチェックすると,指定期間のイベント表示機能が適応され,条件に基づいたJP1イベントが一覧表示されます。
- イベント一覧
- [重要イベント]ページのイベント一覧には,[イベント監視]ページに表示されているJP1イベントのうち,重要イベントだけが表示されます。
- なお,表示項目の中の[登録ホスト名]は,[イベント詳細]画面では[発行元イベントサーバ名]と表示されます。
- 一度に対処状況を変更できるイベント件数は,最大2,000件です。WWWページ版のJP1/IM - Viewの場合は,最大1,000件です。
- 統合監視DBを使用する場合,統合監視DBに登録されているすべてのJP1イベントを表示できます。
統合監視DBを使用する場合,[表示開始位置指定]領域を使用できます。[表示開始位置指定]領域は,次のように表示されます。
図2-6 [重要イベント]ページ([表示開始位置指定]領域を表示した場合)
- [表示開始位置指定]領域
- 統合監視DBを使用する場合,[表示開始位置指定]領域を使って,表示するJP1イベントの表示開始位置を設定できます。ログインしたときは表示されません。また,統合監視DBを使用していない場合および統合監視DBにJP1イベントが1件も登録されていない場合,[表示開始位置指定]領域を開けません。なお,表示開始位置を指定すると,削除された重要イベントも表示されます。削除された重要イベントは背景色がグレーに変更されます。重要イベント解除をした重要イベントは表示されません。
- [表示開始位置指定]領域を使用してイベントを検索する場合,検索中の状態および検索結果によって,[表示開始位置指定]領域の[状態]欄が変化します。[状態]欄の変化を次の表に示します。
表2-9 [状態]欄
状態 説明 [状態]欄 操作項目 最新表示 イベント一覧が最新の状態 状態:△最新表示 − 表示更新中 指定した日時のJP1イベントを統合監視DBから取得し,イベント一覧の表示を更新している状態 状態:△表示更新中[表示開始位置] [スライダー],[表示]ボタン,[最古イベント表示]ボタン 状態:△表示更新中[前イベント表示] [古いイベント表示]ボタン 状態:△表示更新中[次イベント表示] [新しいイベント表示]ボタン 処理終了 イベント一覧の表示の更新が正常終了している状態 状態:△表示更新終了[表示開始位置] [スライダー],[表示]ボタン,[最古イベント表示]ボタン 状態:△表示更新終了[前イベント表示] [古いイベント表示]ボタン 状態:△表示更新終了[次イベント表示] [新しいイベント表示]ボタン イベント一覧の表示の更新が統合監視DBの先頭まで検索して終了している状態 状態:△表示更新終了[前イベント表示](先頭) [古いイベント表示]ボタン イベント一覧の表示の更新が統合監視DBの最後尾まで検索して終了している状態 状態:△表示更新終了[表示開始位置](最後尾) [スライダー],[表示]ボタン,[最古イベント表示]ボタン 状態:△表示更新終了[次イベント表示](最後尾) [新しいイベント表示]ボタン イベント一覧の表示の更新がキャンセルされて終了している状態 状態:△表示更新終了[表示開始位置](中断) [スライダー],[表示]ボタン,[最古イベント表示]ボタン 状態:△表示更新終了[前イベント表示](中断) [古いイベント表示]ボタン 状態:△表示更新終了[次イベント表示](中断) [新しいイベント表示]ボタン イベント一覧の表示の更新でエラーが発生して終了している状態 状態:△表示更新終了[表示開始位置](エラー中断) [スライダー],[表示]ボタン,[最古イベント表示]ボタン 状態:△表示更新終了[前イベント表示](エラー中断) [古いイベント表示]ボタン 状態:△表示更新終了[次イベント表示](エラー中断) [新しいイベント表示]ボタン
- (凡例)
- 表示開始位置:YYYY/MM/DD/△hh:mm:ssの形式(YYYY:年,MM:月,DD:日,△:半角スペース,hh:時間,mm:分,ss:秒)
- △:半角スペース
- −:なし
- [表示開始位置指定]領域の表示項目を次に示します。
- [表示開始位置]テキストボックス
- JP1イベントの表示開始位置を設定します。表示したいJP1イベントの到着時刻をテキストボックスに入力し,[表示]ボタンをクリックすると,入力した到着時刻以降に発生したJP1イベントがイベント一覧に表示されます。デフォルトでは,JP1/IM - Managerにログインしたときの基準時刻が表示されます。
- ただし,その日の基準時刻より前の時刻にログインした場合,前日の基準時刻が表示されます。
- [表示]
- [表示開始位置]テキストボックスで指定した表示開始位置の範囲のJP1イベントを表示します。
- [表示キャンセル]
- 表示しようとしているJP1イベントの取得を中断します。
- イベントの取得が終わると非活性になります。
- [
最古イベント表示]
- 統合監視DBに登録されたJP1イベントの中で最も古いイベントを先頭に表示します。なお,指定期間のイベント表示機能が有効な場合,指定期間の範囲で最も古いイベントから順に表示します。
- [
古いイベント表示]
- イベント一覧に表示されている最も古いイベント(ダミーイベントを除く)を起点として1件分古いイベントを表示します。
- イベント一覧に表示されているJP1イベントが1件もない場合は,このボタンは非活性となります。
- [
スライダー]
- [スライダー]を任意の場所にドラッグすることで,JP1イベントの表示開始位置を設定できます。左方向にドラッグすると古いJP1イベント,右方向にドラッグすると新しいJP1イベントを表示するための表示開始位置を設定します。スライダーで設定する表示開始位置は,スライダーの上に日時で表示されます。
- 最新のイベントを表示している場合,スライダーは右端にあります。また,スライダーの上に「最新表示」と表示されます。
- [
新しいイベント表示]
- イベント一覧に表示されている最も新しいイベント(ダミーイベントを除く)を起点として1件分新しいイベントを表示します。
- イベント一覧に表示されているJP1イベントが1件もない場合は,このボタンは非活性となります。
- [
最新イベント表示]
- 表示開始位置を設定する前の状態に戻ります。
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