JP1/Integrated Management - Manager 画面リファレンス

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2.2 [イベント監視]ページ

[イベントコンソール]画面の[イベント監視]ページには,受信したJP1イベントの一覧が表示されます。[イベント監視]ページを次に示します。

図2-3 [イベントコンソール]画面([イベント監視]ページ)

[図データ]

表示項目を次に示します。

[図データ]開閉]
[表示開始位置指定]領域の表示・非表示を切り替えます。[表示開始位置指定]領域は,統合監視DBを使用する場合に開閉できます。JP1イベントが統合監視DBに登録されたときに活性となります。統合監視DBを使用しない場合は非活性([図データ])です。

[表示フィルター編集]
表示するJP1イベントの条件を定義する表示フィルターを設定します。このボタンをクリックすると,[表示フィルター設定]画面が表示されます。

[フィルター名]
どの表示フィルターに基づいてJP1イベントを一覧表示するか,リストボックスから選択します。

[表示フィルター]
[フィルター名]リストボックスで選択した表示フィルターを有効にするかどうかを設定します。このチェックボックスをチェックすると,表示フィルターが有効になり,条件に基づいたJP1イベントが一覧表示されます。

[指定期間のイベント表示]
[ユーザー環境設定]画面で[指定期間のイベント表示]を有効にした場合,次に示すような[指定期間のイベント表示]が表示されます。
[図データ]
このチェックボックスをチェックすると,指定期間のイベント表示機能が適応され,条件に基づいたJP1イベントが一覧表示されます。

イベント一覧
JP1イベントを表示します。新しいJP1イベントほど下に表示されます。イベント一覧に表示されるJP1イベントは,ログインしているJP1/IM - Manager(セントラルコンソール)に転送されたJP1イベントです。
イベントの対処状況を変更する場合,一度に対処状況を変更できるイベント件数は,最大2,000件です。WWWページ版のJP1/IM - Viewの場合は,最大1,000件です。統合監視DBを使用する場合,統合監視DBに登録されているすべてのJP1イベントを表示できます。

 

統合監視DBを使用する場合,[表示開始位置指定]領域を使用できます。[表示開始位置指定]領域は,次のように表示されます。

図2-4 [イベント監視]ページ([表示開始位置指定]領域を表示した場合)

[図データ]

[表示開始位置指定]領域
統合監視DBを使用する場合,[表示開始位置指定]領域を使って,表示するJP1イベントの表示開始位置を設定できます。ログインしたときは表示されません。また,統合監視DBを使用していない場合および統合監視DBにJP1イベントが1件も登録されていない場合,[表示開始位置指定]領域を開けません。なお,表示開始位置を指定すると,削除された重要イベントも表示されます。削除された重要イベントは背景色がグレーに変更されます。重要イベント解除をした重要イベントは表示されません。
[表示開始位置指定]領域を使用してイベントを検索する場合,検索中の状態および検索結果によって,[表示開始位置指定]領域の[状態]欄が変化します。[状態]欄の変化を次の表に示します。

表2-8 [状態]欄

状態 説明 [状態]欄 操作項目
最新表示 イベント一覧が最新の状態 状態:△最新表示
表示更新中 指定した日時のJP1イベントを統合監視DBから取得し,イベント一覧の表示を更新している状態 状態:△表示更新中[表示開始位置 [スライダー],[表示]ボタン,[最古イベント表示]ボタン
状態:△表示更新中[前イベント表示] [古いイベント表示]ボタン
状態:△表示更新中[次イベント表示] [新しいイベント表示]ボタン
処理終了 イベント一覧の表示の更新が正常終了している状態 状態:△表示更新終了[表示開始位置 [スライダー],[表示]ボタン,[最古イベント表示]ボタン
状態:△表示更新終了[前イベント表示] [古いイベント表示]ボタン
状態:△表示更新終了[次イベント表示] [新しいイベント表示]ボタン
イベント一覧の表示の更新が統合監視DBの先頭まで検索して終了している状態 状態:△表示更新終了[前イベント表示](先頭) [古いイベント表示]ボタン
イベント一覧の表示の更新が統合監視DBの最後尾まで検索して終了している状態 状態:△表示更新終了[表示開始位置](最後尾) [スライダー],[表示]ボタン,[最古イベント表示]ボタン
状態:△表示更新終了[次イベント表示](最後尾) [新しいイベント表示]ボタン
イベント一覧の表示の更新がキャンセルされて終了している状態 状態:△表示更新終了[表示開始位置](中断) [スライダー],[表示]ボタン,[最古イベント表示]ボタン
状態:△表示更新終了[前イベント表示](中断) [古いイベント表示]ボタン
状態:△表示更新終了[次イベント表示](中断) [新しいイベント表示]ボタン
イベント一覧の表示の更新でエラーが発生して終了している状態 状態:△表示更新終了[表示開始位置](エラー中断) [スライダー],[表示]ボタン,[最古イベント表示]ボタン
状態:△表示更新終了[前イベント表示](エラー中断) [古いイベント表示]ボタン
状態:△表示更新終了[次イベント表示](エラー中断) [新しいイベント表示]ボタン

(凡例)
表示開始位置:YYYY/MM/DD/△hh:mm:ssの形式(YYYY:年,MM:月,DD:日,△:半角スペース,hh:時間,mm:分,ss:秒)
△:半角スペース
−:なし
[表示開始位置指定]領域の表示項目を次に示します。

[表示開始位置]テキストボックス
JP1イベントの表示開始位置を設定します。表示したいJP1イベントの到着時刻をテキストボックスに入力し,[表示]ボタンをクリックすると,入力した到着時刻以降に発生したJP1イベントがイベント一覧に表示されます。デフォルトでは,JP1/IM - Managerにログインした日の基準時刻が表示されます。
ただし,その日の基準時刻より前の時刻にログインした場合,前日の基準時刻が表示されます。
[表示開始位置]テキストボックスには,次の条件と一致する時刻は指定できません。
  • JP1/IM - Viewが受信した最新のイベントの到着時刻よりあとの時刻
  • JP1/IM - Viewがイベントを1件も受信していない場合,統合監視DBに登録されている最新のイベントの到着時刻よりあとの時刻
  • 指定期間のイベント表示が有効な場合,指定した期間外の時刻
  • 統合監視DBに登録されている最古のイベントの到着時刻より前の時刻

[表示]
[表示開始位置]テキストボックスで指定した表示開始位置の範囲のJP1イベントを表示します。

[表示キャンセル]
表示しようとしているJP1イベントの取得を中断します。
イベントの取得が終わると非活性になります。

[図データ]最古イベント表示]
統合監視DBに登録されたJP1イベントの中で最も古いイベントを先頭に表示します。なお,指定期間のイベント表示機能が有効な場合,指定期間の範囲で最も古いイベントから順に表示します。

[図データ]古いイベント表示]
イベント一覧に表示されている最も古いイベント(ダミーイベントを除く)を起点として1件分古いイベントを表示します。
イベント一覧に表示されているJP1イベントが1件もない場合は,このボタンは非活性となります。

[図データ]スライダー]
[スライダー]を任意の場所にドラッグすることで,JP1イベントの表示開始位置を設定できます。左方向にドラッグすると古いJP1イベント,右方向にドラッグすると新しいJP1イベントを表示するための表示開始位置を設定します。スライダーで設定する表示開始位置は,スライダーの上に日時で表示されます。
最新のイベントを表示している場合,スライダーは右端にあります。また,スライダーの上に「最新表示」と表示されます。

[図データ]新しいイベント表示]
イベント一覧に表示されている最も新しいイベント(ダミーイベントを除く)を起点として1件分新しいイベントを表示します。
イベント一覧に表示されているJP1イベントが1件もない場合は,このボタンは非活性となります。

[図データ]最新イベント表示]
表示開始位置を設定する前の状態に戻ります。

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