JP1/Base 運用ガイド
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ホスト名 IPアドレス,IPアドレス,IPアドレス
ファイル名
jp1hostsまたは任意のファイル名
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
インストール先フォルダ\conf\ 共有フォルダ\jp1base\conf\(クラスタ運用時)
- UNIXの場合
/etc/opt/jp1base/conf/ 共有ディレクトリ/jp1base/conf/(クラスタ運用時)
説明
JP1/Base独自のhosts情報を設定しておくファイルです。jp1hosts定義ファイルは,初期設定で提供されています。ただし,初期の状態では利用できません。このファイルを利用する場合は,運用に合わせて編集してください。なお,独自にjp1hosts定義ファイルを作成,編集することもできますが,この場合も格納場所は,初期設定で提供されているjp1hostsファイルと同じ場所にしてください。
定義の反映時期
jbshostsimportコマンドを実行すると,jp1hosts情報が共通定義情報に反映されます。jbshostsimportコマンドの詳細については,「13. コマンド」の「jbshostsimport」を参照してください。
記述内容
jp1hosts定義ファイルには,次に示す規則があります。
- jp1hosts定義ファイルは,一つのエントリーに対して1行の形式で表します。1行に記述できる文字数は,255バイト以内です。
- 行の先頭に#(0x23)を指定すると,その行はコメント行になります。
- ホスト名 IPアドレス,IPアドレス,IPアドレス
- この行にはホスト名とIPアドレスの対応を記述します。ホスト名およびIPアドレスにはASCII文字だけが使用できます。また," / \ [ ] ; : | = , + ? < >の文字は使用できません。ホスト名とIPアドレスの間は一つ以上の半角スペースかタブ文字で区切ってください。また,IPアドレスとして認識できる文字列はホスト名として利用できません。
- IPアドレスを複数指定する場合は,「,」で区切ってください。「,」の前後の半角スペース,タブ文字は入力しても無視されます。なお,各IPアドレスの指定形式はW.X.Y.Zだけです(W,X,Y,Zにはそれぞれ0以上255以下の数値を指定してください)。
- IPアドレスを複数設定する場合,送信時には,ホスト名に最初に設定されているIPアドレスが使用されます。
- 送信をIPバインド方式にしている場合,送信側のIPアドレスは,自ホスト名に最初に設定されているIPアドレスが使用されます。
- 一つのホスト名に対して指定できるIPアドレスの数は4です。また,同じホスト名の複数指定はできません。複数指定した場合,jbshostsimportコマンドを実行した際にエラーとなります。
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