JP1/Base 運用ガイド
形式
[JP1_DEFAULT\JP1BASE]
"SEND_PROCESS_TERMINATED_ABNORMALLY_EVENT"=dword:{0 | 1}
"SEND_PROCESS_RESTART_EVENT"=dword:{0 | 1}
"SEND_AUTHSRV_EVENT"=dword:{0 | 1}
ファイル名
jp1bs_param_V7.conf
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
インストール先フォルダ\conf\ 共有フォルダ\jp1base\conf\(クラスタ運用時)
- UNIXの場合
/etc/opt/jp1base/conf/ 共有ディレクトリ/jp1base/conf/(クラスタ運用時)
説明
JP1/Baseでは,プロセスが異常終了した場合や,認証サーバを2台設置していて,自動で認証サーバの切り替えが発生した場合に,エラーメッセージを統合トレースログに出力しています。このメッセージをJP1イベントとして発行するため,あらかじめ設定しておくファイルです。
定義の反映時期
jbssetcnfコマンドを実行すると,JP1/Baseパラメーター定義ファイル(jp1bs_param_V7.conf)の設定が共通定義情報に反映されます。JP1/BaseおよびJP1/Baseを前提とする製品を再起動すると,設定が有効になります。jbssetcnfコマンドの詳細については,「13. コマンド」の「jbssetcnf」を参照してください。
記述内容
jp1bs_param_V7.conf内から下記記述を探してください。
- SEND_PROCESS_TERMINATED_ABNORMALLY_EVENT
- プロセスが異常終了した場合や,プロセス起動時にタイムアウトした場合にJP1イベントを発行するかどうかを定義します。共通定義情報に設定していない場合は,dword:0が仮定されます。
- SEND_PROCESS_RESTART_EVENT
- プロセスの再起動が完了した場合にJP1イベントを発行するかどうかを定義します。共通定義情報に設定していない場合は,dword:0が仮定されます。
- SEND_AUTHSRV_EVENT
- 認証サーバの切り替えが発生した場合にJP1イベントを発行するかどうかを定義します。共通定義情報に設定していない場合は,dword:0が仮定されます。
JP1イベントを発行したい場合は,各パラメーターの値をdword:0からdword:1に変更してください。JP1イベントを発行する設定を解除したい場合は,各パラメーターの値をdword:1からdword:0に戻してください。
注意事項
論理ホスト上で設定する場合は,実行系および待機系の両方で設定します。その際,[JP1_DEFAULT\JP1BASE]のJP1_DEFAULTを論理ホスト名に変更してください。
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