JP1/Base 運用ガイド
機能
ログファイルトラップ起動定義ファイルのSTART_OPT_CLSパラメーターに指定されているログファイルトラップを起動します。このコマンドをクラスタソフトに登録することで,クラスタ運用でのフェールオーバー時に,新たに実行系となったサーバでログファイルトラップをまとめて起動できます。
形式
jevlogstart -cluster [クラスタID]
実行権限
Windowsの場合:Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)
UNIXの場合:スーパーユーザー権限
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
- インストール先フォルダ\bin\
- UNIXの場合
- /opt/jp1base/bin/
引数
-cluster [クラスタID]
ログファイルトラップ起動定義ファイルのSTART_OPT_CLSパラメーターに指定されているログファイルトラップのうち,指定したクラスタIDに対応するログファイルトラップが起動されます。クラスタIDに指定できる値は0〜99です。クラスタIDの指定を省略すると,クラスタIDの値に0が仮定されます。
注意事項
起動の対象となるログファイルトラップが複数ある場合,KAVA3652-Iのメッセージが出力された直後では,すべてのログファイルトラップが起動していないときがあります。コマンドを実行したあと,しばらくしてからログファイルトラップが起動したかどうか確認してください。
戻り値
0 正常終了 1 引数エラー 2 サービスまたは管理デーモンが起動していない 255 そのほかのエラー
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