JP1/Performance Management - Agent Option for Platform(Windows(R)用)
機能
Server Work Queues Overview(PI_SVRQ)レコードには,サーバのキューの長さおよびキュー内の処理についての,ある一定の時間を単位としたパフォーマンスデータが格納されます。
このレコードは,複数インスタンスレコードです。
- 注意
- OSが提供するServerサービス(サービス名:LanmanServer)が停止している場合,このレコードは収集できません。
デフォルト値および変更できる値
項目 デフォルト値 変更可否 Collection Interval 60 ○ Collection Offset 0 ○ Log No ○ LOGIF 空白 ○
ODBCキーフィールド
PI_SVRQ_INSTANCE
ライフタイム
なし
レコードサイズ
- 固定部:681バイト
- 可変部:532バイト
フィールド
PFM-View名
(PFM-Manager名)説明 要約 形式 デルタ サポート対象外 データソース Active Threads(ACTIVE_THREADS) プロセッサでサーバクライアントからの要求を処理しているスレッド数。
システムは,不要なコンテキストの切り替えを最小限に抑えるために,この値をできるだけ低くしようとする。※AVG ulong No − − Available Threads(AVAILABLE_THREADS) プロセッサでクライアントからの要求を処理していないサーバスレッド数。
サーバは動的にスレッドの数を調整し,サーバのパフォーマンスを最適化する。※AVG ulong No − − Available Work Items(AVAILABLE_WORK_ITEMS) プロセッサの使用可能な作業アイテム(クライアントからのすべての要求を表し,サーバは処理を高速化するためにプロセッサごとに使用可能な作業領域を維持する)の数。
通常,0以外の値が継続する場合,ServerサービスのMinFreeWorkItemsレジストリー値を増やす必要があると見なす。
Instanceフィールドが「Blocking Queue」の場合,このフィールドの値は常に「0」。※AVG ulong No − − Borrowed Work Items(BORROWED_WORK_ITEMS) プロセッサの使用可能な作業アイテム(クライアントからのすべての要求を表し,サーバは処理を高速化するためにプロセッサごとに使用可能な作業領域を維持する)がなくなり,別のプロセッサから未使用の作業アイテムを借り出した数。
通常,値が増え続ける場合,ServerサービスのMaxWorkItemsまたはMinFreeWorkItemsレジストリー値を増やす必要があると見なす。
Instanceフィールドが「Blocking Queue」の場合,このフィールドの値は常に「0」。※AVG ulong No − − Bytes Rcvd/sec(BYTES_RECEIVED_PER_SEC) サーバがプロセッサでネットワーククライアントから受信したデータ量の割合(バイト/秒)。 AVG float No − − Bytes Sent/sec(BYTES_SENT_PER_SEC) サーバがプロセッサでネットワーククライアントに送信したデータ量の割合(バイト/秒)。 AVG float No − − Bytes Xferd/sec(BYTES_TRANSFERRED_PER_SEC) サーバがプロセッサでネットワーククライアントに送受信したデータ量の割合(バイト/秒)。 AVG float No − − Context Blocks Queued/sec(CONTEXT_BLOCKS_QUEUED_PER_SEC) サーバでの処理待ちのため,作業コンテキストブロックがサーバのFSPキューに入れられる必要があった回数の割合(/秒)。 AVG float No − − Current Clients(CURRENT_CLIENTS) プロセッサが処理しているクライアント数。サーバは,クライアント負荷をシステム内の全サーバに動的に振り分ける。
Instanceフィールドが「Blocking Queue」の場合,このフィールドの値は常に「0」。※AVG ulong No − − Instance(INSTANCE) サーバワークキューのインスタンス名。
Blocking Queueと「0」から始まる番号で表示される。COPY string(256) No − − Interval(INTERVAL) レコードが格納された収集間隔の時間(秒単位)。
リアルタイムレポートの場合,最初の値は5。履歴レポートで要約した場合,最後に格納した値を表示する。COPY ulong No − RECORD_TIME (T1) - RECORD_TIME (T0) Interval2(INTERVAL2) レコードが格納された収集間隔の時間(秒単位)。
リアルタイムレポートの場合,最初の値は5。履歴レポートで要約した場合,要約したレコードの合計を表示する。ADD ulong No − RECORD_TIME (T1) - RECORD_TIME (T0) Queue Length(QUEUE_LENGTH) このCPUのサーバ作業キューの現在の長さ。キューの長さが「4」を超える状態が持続する場合,プロセッサに大きな負荷がかかっていると見なすことができる。この値はある時点でのカウントであり,ある時間間隔での平均値ではない。※ AVG ulong No − − Read Bytes/sec(READ_BYTES_PER_SEC) サーバがプロセッサでクライアントのためにファイルから読み込んだデータ量の割合(バイト/秒)。 AVG float No − − Read Ops/sec(READ_OPERATIONS_PER_SEC) サーバがプロセッサでクライアントのためにファイルからデータを読み込んだ処理数の割合(/秒)。
Instanceフィールドが「Blocking Queue」の場合,このフィールドの値は常に「0」。AVG float No − − Record Time(RECORD_TIME) レコードが作成された時刻。 COPY time_t No − − Record Type(INPUT_RECORD_TYPE) レコード名。常に「SVRQ」。 COPY char(8) No − − Total Bytes/sec(TOTAL_BYTES_PER_SEC) サーバがプロセッサでクライアントのためにファイルから読み込みおよび書き込みしたデータ量の割合(バイト/秒)。 AVG float No − − Total Ops/sec(TOTAL_OPERATIONS_PER_SEC) サーバがプロセッサでクライアントのためにファイルからデータを読み込みおよび書き込みした処理数の割合(/秒)。
Instanceフィールドが「Blocking Queue」の場合,このフィールドの値は常に「0」。AVG float No − − Work Item Shortages(WORK_ITEM_SHORTAGES) プロセッサの使用可能な作業アイテム(クライアントからのすべての要求を表し,サーバは処理を高速化するためにプロセッサごとに使用可能な作業領域を維持する)が不足している数。
通常,0以外の値が継続する場合,ServerサービスのMaxWorkItemsレジストリー値を増やす必要があると見なす。
Instanceフィールドが「Blocking Queue」の場合,このフィールドの値は常に「0」。※AVG ulong No − − Write Bytes/sec(WRITE_BYTES_PER_SEC) サーバがプロセッサでクライアントのためにファイルに書き込んだデータ量の割合(バイト/秒)。 AVG float No − − Write Ops/sec(WRITE_OPERATIONS_PER_SEC) サーバがプロセッサでクライアントのためにファイルにデータを書き込んだ処理数の割合(/秒)。
Instanceフィールドが「Blocking Queue」の場合,このフィールドの値は常に「0」。AVG float No − −
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