JP1/Performance Management - Remote Monitor for Oracle
- <この項の構成>
- (1) OSのログ情報
- (2) Performance Managementの情報
- (3) オペレーション内容
- (4) エラー情報
- (5) パフォーマンスデータに関する情報
- (6) その他の情報
OSに関する次のログ情報の採取が必要です。OSのログ情報を次の表に示します。
表7-11 OSのログ情報
情報の種類 概要 デフォルトのファイル名 jpcrasコマンドでの採取 システムログ syslog /var/log/messages ○※ プロセス情報 プロセスの一覧 − ○ システムファイル hostsファイル /etc/hosts ○ servicesファイル /etc/services ○ OS情報 パッチ情報 − ○ カーネル情報 − ○ バージョン情報 − ○ ネットワークステータス − ○ 環境変数 − ○ ホスト名 − ○ ダンプ情報 coreファイル − ○
- (凡例)
- ○:採取できる
- −:該当しない
- 注※
- デフォルトのパスおよびファイル名以外に出力されるように設定されているシステムでは,収集できません。手動で収集してください。
(2) Performance Managementの情報
Performance Managementに関する次の情報の採取が必要です。また,ネットワーク接続でのトラブルの場合,接続先マシン上のファイルの採取も必要です。Performance Managementの情報を次の表に示します。
表7-12 Performance Managementの情報
情報の種類 概要 デフォルトのファイル名 jpcrasコマンドでの採取 共通メッセージログ Performance Managementから出力されるメッセージログ(シーケンシャルファイル方式) /opt/jp1pc/log/jpclog{01|02}※1 ○ Performance Managementから出力されるメッセージログ
(ラップアラウンドファイル方式)/opt/jp1pc/log/jpclogw{01|02}※1 ○ 構成情報 各構成情報ファイル − ○ jpcconf inst listコマンドの出力結果 − ○ バージョン情報 製品バージョン − ○ 履歴情報 − ○ データベース情報 Remote Monitor Storeサービス /opt/jp1pc/agt1/store/インスタンス名/STPD
/opt/jp1pc/agt1store/インスタンス名/STPI
ディレクトリ下の次に示すファイル。
- *.DB
- *.IDX
○ トレースログ Performance Managementのプログラムの各サービスのトレース情報 −※2 ○ エージェントログ PFM - RM for Oracleのレコード取得に関する処理の通常ログ /opt/jp1pc/agt1/agent/インスタンス名/log/agt1inf{01|02}※3 ○※4 PFM - RM for Oracleのレコード取得に関する処理の異常ログ /opt/jp1pc/agt1/agent/インスタンス名/log/agt1err{01|02}※3 ○※4 インストールログ※5 Hitachi PP Installerの標準ログ /etc/.hitachi/.hitachi.log ×
- (凡例)
- ○:採取できる
- ×:採取できない
- −:該当しない
- 注※1
- ログファイルの出力方式については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの障害検知について説明している章を参照してください。
- 注※2
- トレースログの格納先ディレクトリについては,「7.3.2 ログファイルおよびディレクトリ一覧」を参照してください。
- 注※3
- エージェントログの出力方式,および格納先フォルダの変更方法については,「7.3.2 ログファイルおよびディレクトリ一覧」を参照してください。
- 注※4
- jpcrasコマンドでは,エージェントログ情報は,現在設定されている出力先フォルダからだけ採取されます。エージェントログの出力先フォルダを変更した場合,変更前に出力されているエージェントログファイルについては手動で採取してください。
- 注※5
- インストールに失敗した場合に採取してください。
(3) オペレーション内容
トラブル発生時のオペレーション内容について,次に示す情報が必要です。
- オペレーション内容の詳細
- トラブル発生時刻
- マシン構成(各OSのバージョン,ホスト名,PFM - ManagerとPFM - RMの構成など)
- 再現性の有無
- PFM - Web Consoleからログインしている場合は,ログイン時のPerformance Managementユーザー名
(4) エラー情報
次に示すエラー情報を採取してください。
- コマンド実行時にトラブルが発生した場合は,コンソールに出力されたメッセージ
(5) パフォーマンスデータに関する情報
パフォーマンスデータに関する次の情報の採取が必要です。また,ネットワーク接続等でのトラブルの場合,マシン上のファイル,コマンド結果,レジストリ情報の採取も必要です。
PFM - RM for Oracleインストール環境で,PFM - RM for Oracleが固有に採取するパフォーマンスデータに関する情報を次の表に示します。
表7-13 パフォーマンスデータに関する情報
情報の種類 概要 ファイル名 jpcrasコマンドでの採取 Oracle接続時のエラー情報※1 Oracle接続でエラーが発生した場合のエラーコード /opt/jp1pc/agt1/agent/インスタンス名/pdia_xxxxx_status.db※2 ○ 内部保守情報 OCI関数のログ出力ファイル /opt/jp1pc/agt1/agent/インスタンス名/ocilog.txt ○
- (凡例)
- ○:採取できる
- 注※1
- このファイルは,Oracle接続時にエラーが発生した場合に作成されることがあります。
- 注※2
- ”xxxxx”には,任意の文字列が入ります。
(6) その他の情報
上記以外で必要な情報を次に示します。
- コマンド実行時にトラブルが発生した場合は,コマンドに指定した引数
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