JP1/Performance Management - Remote Monitor for Platform
機能
Processor Overview(PI_CPU)レコードには,監視対象ホストのプロセッサについての,ある一定の時間を単位としたパフォーマンスデータが格納されます。このレコードは,複数インスタンスレコードです。
注意事項
- 監視対象ホストへの接続に失敗した場合,情報を収集できません。
- Windows環境でこのレコードを収集する場合,マルチプロセッサ環境で,ID(ID)フィールドが「_Total」で示される次のフィールドの最大値は「100」になります。
- CPU %(CPU_PERCENT)
- System %(SYSTEM_PERCENT)
- User %(USER_PERCENT)
- PFM - RMホストのOSが64bitのWindowsで,監視対象ホストのOSが64bitのWindowsの場合,取得できるCPU情報は最大で32個分までです。
- 監視対象ホストのOSがAIXでrootユーザー以外のユーザーで情報を収集する場合,そのユーザーがadmグループとsystemグループのどちらにも所属していないときは,次のフィールドには0が表示されます。
- CPU %(CPU_PERCENT)
- Idle %(IDLE_PERCENT)
- System %(SYSTEM_PERCENT)
- User %(USER_PERCENT)
- Wait %(WAIT_PERCENT)
- Ext1(EXT1)
- Ext2(EXT2)
- 監視対象ホストのOSがAIX V6.1以降のWorkload Partition(WPAR)環境の場合,次のフィールドには,0が表示されます。
- CPU %(CPU_PERCENT)
- Idle %(IDLE_PERCENT)
- System %(SYSTEM_PERCENT)
- User %(USER_PERCENT)
- Wait %(WAIT_PERCENT)
- Ext1(EXT1)
- Ext2(EXT2)
デフォルト値および変更できる値
項目 デフォルト値 変更可否 Collection Interval 300 ○ Collection Offset 0 ○ Log No ○ LOGIF 空白 ○
- (凡例)
- ○:変更できます
ODBCキーフィールド
PI_CPU_ID
ライフタイム
なし
レコードサイズ
- 固定部:1,034バイト
- 可変部:544バイト
フィールド
PFM-View名
(PFM-Manager名)説明 要約ルール グループ化ルール 形式 デルタ サポート対象外 Record Type(INPUT_RECORD_TYPE) レコード名。常に「CPU」。 COPY COPY char(8) No − Record Time(RECORD_TIME) レコードが作成された時刻。 COPY COPY time_t No − Interval(INTERVAL) レコードが格納された収集間隔の時間。(単位:秒)
履歴レポートで要約した場合,最後に格納した値を表示する。COPY FIXED ulong No − VA DeviceID(VADEVICEID) 監視対象ホストのデバイスID。 COPY COPY string(256) No − Target Host(TARGET_HOST) 監視対象ホスト名。 COPY FIXED string(33) No − Polling Time(POLLING_TIME) PFM - RMホスト上での性能情報収集時刻。 COPY FIXED string(32) No − Target Host Time(TARGET_HOST_TIME) 監視対象ホスト上での性能情報収集時刻。 COPY FIXED string(32) No − ID(ID) プロセッサの識別子。 COPY COPY string(256) No − CPU %(CPU_PERCENT) プロセッサのCPU使用率。(単位:%) HILO AVG double No − Idle %(IDLE_PERCENT) プロセッサがアイドル状態だった時間の割合。(単位:%) HILO AVG double No − Interrupt Counts/sec(INTERRUPT_COUNTS_PER_SEC) Windowsの場合:
プロセッサが,ハードウェア(システムクロック,マウス,ディスクドライバ,データ通信ライン,NIC,その他周辺機器などの割り込みが発生するデバイス)割り込みを受信処理した頻度。(単位:回数/秒)
DPC(遅延プロシージャ呼び出し)割り込みは含まれない。通常,システムの活動状況がない状態で,このフィールドが大幅に増加している状態の場合,低速なデバイスが存在するなどのハードウェアの問題を示す。
UNIXの場合:
割り込みが発生した頻度。(単位:回数/秒)HILO AVG double No HP-UX System %(SYSTEM_PERCENT) カーネルモードで実行したプロセッサの使用率。(単位:%) HILO AVG double No − User %(USER_PERCENT) ユーザーモードで実行したプロセッサの使用率。(単位:%) HILO AVG double No − Wait %(WAIT_PERCENT) I/O待ちの状態だった時間の割合。(単位:%) HILO AVG double No Windows Ext1(EXT1)※ 拡張フィールド1。 HILO AVG double No Windows,HP-UX,Solaris Ext2(EXT2)※ 拡張フィールド2。 HILO AVG double No Windows,HP-UX,Solaris
- (凡例)
- −:監視対象ホストのOSはすべてサポート対象です
- 注※
- このフィールドは,運用上使用しません。
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