JP1/Performance Management - Remote Monitor for Platform
機能
Logical Disk Overview(PI_LDSK)レコードには,監視対象ホストの論理ディスクの容量についての,ある一定の時間を単位としたパフォーマンスデータが格納されます。このレコードは,複数インスタンスレコードです。
注意事項
- 監視対象ホストへの接続に失敗した場合,情報を収集できません。
- Windows環境でこのレコードを収集する場合,次の点に注意してください。
- このレコードは,ハードディスクドライブまたは固定ディスクドライブの性能情報が収集されます。ネットワークディスクなどの性能情報は監視できません。
- セキュリティの設定によって,ID(ID)フィールドに対応するディスクボリュームにアクセスできない場合,このディスクボリュームのレコードは作成されません。ディスクボリュームのレコードを作成するには,監視対象の設定で,Userに設定したユーザーアカウントでディスクボリュームにアクセスできるように,セキュリティを設定してください。
- ドライブ文字またはドライブパスを割り当てていないディスクボリュームのSize(SIZE)フィールドは,0になります。
- ドライブ文字またはドライブパスを複数割り当てているディスクボリュームのSize(SIZE)フィールドは,0になることがあります。
- ディスクボリュームのドライブ文字またはドライブパスを変更した場合,変更した監視対象を再起動してください。監視対象を再起動しないでレコードを収集すると,そのディスクボリュームのレコードが収集されないことがあります。また,レコードが収集されたとしてもSize(SIZE)フィールドは0,ID(ID)フィールドには変更前の論理ディスクボリューム名が表示されることがあります。
- 監視対象ホストのOSがUNIXの場合,監視対象ホストでdfコマンドを実行したときに,FilesystemまたはMounted onに空白文字が含まれていると,Logical Disk Overview(PI_LDSK)レコードが正しく表示されません。
デフォルト値および変更できる値
項目 デフォルト値 変更可否 Collection Interval 300 ○ Collection Offset 0 ○ Log No ○ LOGIF 空白 ○
- (凡例)
- ○:変更できます
ODBCキーフィールド
PI_LDSK_ID
ライフタイム
なし
レコードサイズ
- 固定部:1,034バイト
- 可変部:1,216バイト
フィールド
PFM-View名
(PFM-Manager名)説明 要約ルール グループ化ルール 形式 デルタ サポート対象外 Record Type(INPUT_RECORD_TYPE) レコード名。常に「LDSK」。 COPY COPY char(8) No − Record Time(RECORD_TIME) レコードが作成された時刻。 COPY COPY time_t No − Interval(INTERVAL) レコードが格納された収集間隔の時間。(単位:秒)
履歴レポートで要約した場合,最後に格納した値を表示する。COPY FIXED ulong No − VA DeviceID(VADEVICEID) 監視対象ホストのデバイスID。 COPY COPY string(256) No − Target Host(TARGET_HOST) 監視対象ホスト名。 COPY FIXED string(33) No − Polling Time(POLLING_TIME) PFM - RMホスト上での性能情報収集時刻。 COPY FIXED string(32) No − Target Host Time(TARGET_HOST_TIME) 監視対象ホスト上での性能情報収集時刻。 COPY FIXED string(32) No − ID(ID) Windowsの場合:
論理ディスクボリューム名。
UNIXの場合:
ファイルシステムのマウントポイント。COPY COPY string(1024) No − Device Name(DEVICE_NAME) デバイス名。 COPY FIXED string(40) No Windows Free Mbytes(FREE_MBYTES) 未使用領域のサイズ。(単位:メガバイト) HILO ADD double No − Free Mbytes %(FREE_MBYTES_PERCENT) 未使用領域の割合。(単位:%) HILO AVG double No − Size(SIZE) ディスクサイズ。(単位:メガバイト) COPY ADD double No − Ext1(EXT1)※ 拡張フィールド1。 HILO AVG double No すべて Ext2(EXT2)※ 拡張フィールド2。 HILO AVG double No すべて
- (凡例)
- −:監視対象ホストのOSはすべてサポート対象です
- すべて:監視対象ホストのOSのすべてがサポート対象外です
- 注※
- このフィールドは,運用上使用しません。
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