JP1/Performance Management - Remote Monitor for Platform
監視対象となるプロセス名またはサービス名について,大文字と小文字を区別するかどうかを設定できます。
監視対象ホストがWindowsの場合,デフォルトでは大文字と小文字が区別されません。監視対象ホストがUNIXの場合,デフォルトでは大文字と小文字が区別されます。
監視対象の大文字と小文字を区別するかどうかは,次の手順で変更します。
- 監視コンソールのWebブラウザからPFM - Web Consoleにログインする。
[メイン]画面が表示されます。
- [メイン]画面のナビゲーションフレームで[サービス階層]タブを選択する。
[サービス階層]画面が表示されます。
- サービス階層からリモートエージェント(デバイスID<プロダクト名>)を選択する。
選択したリモートエージェントにチェックマークが表示されます。
- メソッドフレームの[プロパティ]メソッドを選択する。
[サービスのプロパティ]画面が表示されます。
- [Remote Monitor Configuration]−[Application monitoring setting]ツリーを選択する。
インフォメーションフレームの下部に,プロパティ情報の入力画面が表示されます。
- Case Sensitiveプロパティの値を変更する。
次のどちらかを選択します。
- Yes:大文字と小文字を区別する
- No:大文字と小文字を区別しない
- [OK]ボタンをクリックする。
設定が反映されます。
Case Sensitiveプロパティの値による動作の違いについて,次の表に例を示します。
表4-7 Case Sensitiveプロパティの値による動作の違い
稼働しているプロセス名 MonitoringXX Conditionプロパティの設定値 Case Sensitiveプロパティの設定値 プロセス数
- ProcessA
- PROCESSA
ProcessA Yes 1 No 2 PROCESSA Yes 1 No 2 processa Yes 0 No 2
- (凡例)
- Yes:大文字と小文字を区別します。
- No:大文字と小文字を区別しません。
ここでは,監視対象ホストで「ProcessA」,「PROCESSA」の2種類のプロセスが稼働している環境で,MonitoringXX ConditionプロパティおよびCase Sensitiveプロパティの設定値による,稼働していると判定されるプロセス数の違いを示しています。
- 注意
- Case Sensitiveプロパティの設定は,すべてのアプリケーション定義に影響します。Case Sensitiveプロパティの設定を変更した場合,既存のアプリケーション定義を見直してください。
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