JP1/Performance Management 運用ガイド

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5.8 複合レポートの表示

複合レポートは,複数の履歴レポートを一つのグラフに表示する機能です。通常のレポート機能でも,一つのグラフに複数エージェントのレポートを表示できますが,履歴レポートでは同一のレコードに限定されます。複合レポート機能を使うと,エージェントのプロダクトやレポートのレコード種別に関係なく,複数の履歴レポートを一つのグラフに表示できます。また,基準となるレポートをベースラインとして設定することで,ほかのレポートと比較できます。

次の表に,複合レポートの表示可否について,グラフの種類とグラフオプションの組み合わせで示します。

表5-6 複合レポートの表示可否


グラフの種類
グラフオプションの設定
通常表示 3Dで表示する グリッドを表示する
集合縦棒グラフ
積み上げ縦棒グラフ
集合横棒グラフ × × ×
積み上げ横棒グラフ × × ×
円グラフ × × ×
折れ線グラフ ×
面グラフ ×
積み上げ面グラフ ×

(凡例)
○:表示できる
×:表示できない

注※
設定はできるが,無効となる。

次に,複合レポートの表示例をグラフの種類ごとに示します。

図5-34 複合レポートの表示例(集合縦棒グラフの場合)

[図データ]

図5-35 複合レポートの表示例(積み上げ縦棒グラフの場合)

[図データ]

図5-36 複合レポートの表示例(折れ線グラフの場合)

[図データ]

図5-37 複合レポートの表示例(面グラフの場合)

[図データ]

図5-38 複合レポートの表示例(積み上げ面グラフの場合)

[図データ]

この節では,複合レポートに関する,次の操作について説明します。

<この節の構成>
5.8.1 複合レポートを表示するための準備
5.8.2 複合レポートの表示手順
5.8.3 複合レポートのプロパティ(定義内容)を確認する
5.8.4 複合レポートの応用的な使い方

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