uCosminexus Batch Job Execution Server ログビューア 導入・運用ガイド
ホスト名およびIPアドレスの定義について説明します。
Log Manager,Log AgentおよびLog Viewerをインストールするマシンで,BJEXログビューアで使用するホスト名がIPアドレスに変換されるように,hostsファイルを編集してホスト名を設定してください。ホスト名は255文字以内にします。hostsファイルに設定したホスト名は,hostnameコマンドを実行すると表示されます。
BJEXログビューアの設定ファイルなどでは,hostnameコマンド実行時に表示されるホスト名を使用してください。
また,DNSを使用している場合は,FQDN形式でないホスト名を255文字以内で指定します。例えば,ホスト名が「bjexlog.soft.hitachi.co.jp」の場合は,「bjexlog」を指定してください。
また,次の点について確認してください。
- DHCPを使用する場合の注意
BJEXログビューアが使用するIPアドレスをDHCPで管理する場合,IPアドレスの割り当て期限を無制限にして,IPアドレスが変更されないようにします。
BJEXログビューアの動作中にIPアドレスが変更されると,BJEXログビューアが正常に動作しないためです。
- DNSサーバを使用する場合の注意
「ホスト名からIPアドレスへの変換」と「IPアドレスからホスト名への変換」の両方ができるように設定してください。特に,Active Directoryを含むDNSサーバで名前解決する場合は,両方の変換ができるように設定しておく必要があります。
各プログラムで,ホスト名は次のように使用されます。
- Log Managerの場合
- Log Agentが配置されているマシンのIPアドレスからホスト名を求め,ログ収集ディレクトリのディレクトリ名として使用します。
- Log Viewerの場合
- Log Managerの接続先情報に指定したホスト名から対応するIPアドレスを求め,Log Managerと通信します。
- また,ログの検索時,Log Managerがログ情報を収集したLog Agentのマシンのホスト名を,ログの出力元として使用します。
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