Hitachi Protection Manager Software メッセージ

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1.13 KAVX12000～KAVX12999

Protection Manager Consoleで出力するメッセージとその対処方法について説明します。KAVX12000～KAVX12999のメッセージについて説明します。

表1-14 KAVX12000～KAVX12999のメッセージ

メッセージID メッセージテキスト 説明
KAVX12001-E 不正な処理要求を受け付けました。種別=要求種別 値=値。
An invalid request was received. type=要求種別 value=値.
 内部リクエスト変数に不正なリクエスト種別が設定されています。
保守情報を採取し，問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX12002-E コマンドがエラー終了しました。リターン値=リターンコード コマンド=コマンド名 オプション 詳細=Protection Manager Copy Controllerのメッセージ。
Command execution ended due to an error. return=リターンコード command=コマンド名 オプション detail=Protection Manager Copy Controllerのメッセージ.
 コマンドがエラー終了しました。
Protection Manager Copy Controllerのログを参考に原因を取り除き，再度実行してください。
KAVX12003-I 未サポートのコマンドが実行された為，無視します。リターン値=リターンコード コマンド=コマンド名 オプション 詳細=Protection Manager Copy Controllerのメッセージ。
The command was disregarded because it is an unsupported command. return=リターンコード command=コマンド名 オプション detail=Protection Manager Copy Controllerのメッセージ.
 サポートしていないコマンドが実行されました。処理を継続します。
KAVX12004-E 内部矛盾エラーが発生しました。キーワード=値。
An internal error occurred. キーワード=値
 Protection Manager Consoleの内部で異常が発生しました。
保守情報を採取し，問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX12005-I コマンドでエラーが発生しましたが，処理を継続します。リターン値=リターンコード コマンド=コマンド名 オプション 詳細=Protection Manager Copy Controllerのメッセージ。
A command error occurred. Processing will continue. return=リターンコード command=コマンド名 オプション detail=Protection Manager Copy Controllerのメッセージ.
 コマンドでエラーが発生しました。処理を継続します。
KAVX12201-E コマンド実行の結果取得に失敗しました。
An attempt to acquire the command execution results has failed.
 レスポンス生成処理に不正がありました。
保守情報を採取し，問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX12202-E 例外名 が発生したため，コマンド実行の結果取得に失敗しました。
An attempt to acquire the command execution results has failed, because 例外名 occurred.
 レスポンス生成時にJavaの例外が発生しました。
保守情報を採取し，問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX12203-W 取得したカタログ情報が，サポート対象のデータベースのカタログ情報ではありませんでした。カタログ情報を表示することができません。
The acquired catalog information was not of a supported database. The catalog information cannot be displayed.
 業務サーバ上のデータベース環境およびProtection Manager環境を見直してください。
KAVX12300-E 例外名 が発生したため，コマンド文字列の作成に失敗しました。
An attempt to create the command string has failed, because 例外名 occurred.
 コマンド文字列生成時にJavaの例外が発生しました。
保守情報を採取し，問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX12301-E コマンド文字列の作成に失敗しました。
An attempt to create the command string has failed.
 コマンド文字列生成処理に不正がありました。
保守情報を採取し，問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX12350-E 例外名 が発生したため，標準出力のパースに失敗しました。
An attempt to parse processing has failed, because 例外名 occurred.
 標準出力のパース処理時にJavaの例外が発生しました。
保守情報を採取し，問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX12351-E 標準出力のパースに失敗しました。
An attempt to parse processing has failed.
 標準出力のパース処理に不正がありました。
保守情報を採取し，問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX12401-E 内部キャッシュでインターナルエラーが発生しました。
An internal error occurred in the cache.
 Protection Manager Consoleの内部キャッシュに異常が発生したため，処理を終了しました。
保守情報を採取し，問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX12403-W 内部キャッシュにGuiResponse以外の値が入っています。値=ヒットしたオブジェクトのキーのクラス名
The cache contains a value that is not an instance of GuiResponse. The class name is ヒットしたオブジェクトのキーのクラス名.
 Protection Manager Console内部のキャッシュに画面に表示するコンテンツ以外のものが格納されていました。キャッシュのコンテンツを消去し，処理を続行します。
保守情報を採取し，問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX12404-E 内部キャッシュの初期化前にキャッシュが使用されました。
The cache was used illegally before initialization.
 キャッシュの初期化処理が呼ばれる前にほかのメソッドが呼ばれたため異常終了しました。
保守情報を採取し，問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX12405-W 内部キャッシュの初期化が複数回呼ばれました。
Cache initialization was called twice.
 キャッシュの初期化処理が2回以上呼ばれました。初期化処理は実行しないで処理を続行します。
保守情報を採取し，問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX12406-E 設定ファイルに記述されている内部キャッシュのパラメーター値が不正です。設定ファイル=ファイル名。
The internal-cache parameter value in the configuration file is invalid. Configuration File=ファイル名.
 設定ファイルに設定されている内部キャッシュの設定値が不正です。
設定ファイルに次の記述があることを確認してください。
  • cache.count=50
  • cache.initial_capacity=16
  • cache.load_factor=0.75
KAVX12501-I 初期化を終了しました。コンソールを起動します。
Initialization is complete. Console will now start.
 初期化が正常終了したため，Protection Manager Consoleを起動します。
KAVX12502-E 初期化に失敗しました。コンソールを終了します。
Initialization failed. Console will now close.
 Protection Manager Consoleを起動できませんでした。
次の要因が考えられます。
  • 設定ファイルに不正な値が設定されている。
  • リモート起動時に，console.confファイルに設定情報を書き込めなかった。
  • リモート起動時に，一時ファイル，ログ，または設定ファイルを配置するディレクトリを作成しようとしたときにエラーが発生した。
  • 設定ファイルに，必要な値が設定されていないパラメーターがある。
  • 起動時の引数に不正な値が指定されている。
  • 製品のインストール状況について，次の条件をすべて満たしている。
    ・業務サーバのOSがWindowsである。
    ・業務サーバに04-00以降のProtection Manager Consoleをインストールしたあと，04-00以降のDevice Managerエージェントを新規インストールまたは更新インストールした。
設定ファイルに関する問題の場合，次のことを確認してください。
  • console.confファイルが存在するか。
  • メッセージダイアログボックスのDetail欄に表示されているパラメーターに正しい値が設定されているか。
  • 実行ユーザーがファイルに対して書き込み権限を持っているか。
ディレクトリの作成に関する問題の場合，次のことを確認してください。
  • 実行ユーザーがAdministrator権限を持っているか。
  • 作成しようとしたディレクトリ名と同じファイルが存在しないか。
インストールに関する問題の場合，次の手順を実施してください。
  1. Device Managerエージェントを停止する。
  2. Protection Manager Consoleのptmguiinst.exeコマンドを実行する。
  3. Device Managerエージェントを起動する。
Device Managerエージェントの起動および停止については，マニュアル「Hitachi Device Manager Agent システム構成ガイド」を参照してください。
起動時の引数に関する問題の場合は，保守情報を採取し，問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX12503-E 内部キャッシュの初期化に失敗しました。
Cache initialization failed.
 Protection Manager Console内部で使用するキャッシュの初期化に失敗しました。
保守情報を採取し，問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX12504-E Initialization failed. Console will now close. ログ出力機能の初期化前にエラーが発生したため処理を終了します。
次の要因が考えられます。
  • 設定ファイルが存在しない。
  • 設定ファイルのログ関連のパラメーターに不正な値が設定されている。
  • ディレクトリを作成する権限がない。
  • 起動時の引数に指定されたインストールパスが不正である。
次のことを確認してください。
  • console.confファイルが存在するか。
  • 設定ファイルに次のパラメーターが存在し，それぞれ正しい数値が設定されているか。
    ・log.level
    ・log.max_filesize
    ・log.max_filecount
  • メッセージダイアログボックスのDetail欄に表示されているディレクトリ名と同じファイルが存在しないか。
  • 実行ユーザーがAdministrator権限を持っているか。
問題がないことを確認してから，Protection Manager Consoleを再起動してください。
KAVX12505-E 業務サーバのホスト名の取得に失敗しました。
An attempt to acquire the host name of the application server has failed.
 業務サーバのホスト名の取得に失敗しました。
リモート起動の場合，Protection Manager Consoleから業務サーバに接続できるか確認してください。
KAVX12506-E コンソールのホスト名の取得に失敗しました。
An attempt to acquire the host name of the console has failed.
 Protection Manager Consoleのホスト名の取得に失敗しました。
保守情報を採取し，問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX12507-E 起動時の引数に誤りがあります。
The startup argument is invalid.
 起動時の引数に誤りがあります。
保守情報を採取し，問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX12508-E NumberFormatException例外をキャッチしました。
A NumberFormatException exception was caught.
 NumberFormatException例外をキャッチしました。
保守情報を採取し，問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX12509-E 内部の変数に不正な値がセットされています。
An invalid value is set to an internal variable.
 内部の変数に不正な値が設定されています。
保守情報を採取し，問い合わせ窓口に連絡してください。
KAVX12510-E 設定ファイルの作成に失敗しました。設定ファイル=ファイル名。
An attempt to create the configuration file has failed. Configuration File=ファイル名.
 リモート起動時に設定ファイルの作成に失敗しました。
次の要因が考えられます。
  • 設定ファイルと同じ名称のディレクトリが存在する。
  • 設定ファイルに書き込むときにエラーが発生した。
  • 実行ユーザーが設定ファイルに対して書き込み権限を持っていない。
次のことを確認してください。
  • 設定ファイルと同じ名称のディレクトリが存在しないか。
  • 設定ファイルをほかのプロセスが使用していないか。
  • 実行ユーザーが設定ファイルに対して書き込み権限を持っているか。
KAVX12511-E 設定ファイルの読み込みに失敗しました。
An attempt to read the configuration file has failed.
 設定ファイルの読み込みに失敗しました。
次のことを確認してください。
  • 設定ファイルを削除していないか。
  • 設定ファイルを移動していないか。
  • 設定ファイルのファイル名を変更していないか。
KAVX12512-E 設定ファイルに不正な値が設定されています。キー=設定ファイルのKEY 値=設定ファイルのVALUE
An invalid value is set for the configuration file. Key=設定ファイルのKEY Value=設定ファイルのVALUE.
 数値を設定しなければならない個所に数値を設定していないなど，設定ファイルに不正な値が設定されています。
設定ファイルに正しい値を設定してください。
KAVX12513-E 設定ファイルに値が設定されていません。キー=設定ファイルのKEY
There is no value in the configuration file. Key=設定ファイルのKEY.
 設定ファイルに必要なフィールドがありません。
設定ファイルを書き換えたときに，必要なフィールドを消去していないか確認してください。
KAVX12514-E ディレクトリの作成に失敗しました。ディレクトリ名= ディレクトリ名
An attempt to create a directory has failed. Directory name=ディレクトリ名.
 ログファイルまたは設定ファイルを配置するディレクトリの作成に失敗しました。リモート実行の場合，リモートホストに次のディレクトリを作成します。
  • <管理クライアントのユーザーホームディレクトリ>\drm_console
  • <管理クライアントのユーザーホームディレクトリ>\drm_console\conf
  • <管理クライアントのユーザーホームディレクトリ>\drm_console\log
  • <管理クライアントのユーザーホームディレクトリ>\drm_console\tmp
これらのディレクトリが作成できること（ディレクトリを作成する権限を持っていること，および同じ名称のファイルを配置していないこと）を確認してください。
KAVX12515-E Initialization failed. A configuration file error occurred. Console is closed. Protection Manager Consoleの起動中にエラーが発生しました。
次の要因が考えられます。
  • メッセージダイアログボックスのDetail欄に表示されている設定ファイルが存在しない。
  • メッセージダイアログボックスのDetail欄に表示されている設定ファイルのログ関連のパラメーターに不正な値が設定されている。
次のことを確認してください。
  • ローカル起動の場合，console.confファイルがあるか。
  • 設定ファイルがある場合，次の設定項目があり，値として数値以外のものが設定されていないか。
    ・log.level
    ・log.max_filesize
    ・log.max_filecount
KAVX12516-E Initialization failed. An attempt to create a directory has failed. Console is closed. ログファイルまたは設定ファイルを配置するディレクトリの作成に失敗しました。リモート実行の場合，リモートホストに次のディレクトリを作成します。
  • <管理クライアントのユーザーホームディレクトリ>\drm_console
  • <管理クライアントのユーザーホームディレクトリ>\drm_console\conf
  • <管理クライアントのユーザーホームディレクトリ>\drm_console\log
  • <管理クライアントのユーザーホームディレクトリ>\drm_console\tmp
メッセージダイアログボックスのDetail欄に表示されているディレクトリ名と同じ名称のファイルが存在しないこと，およびディレクトリを作成する権限を持っていることを確認してください。
KAVX12600-I PtMConsoleLocalコマンドは正常終了しました。
The PtMConsoleLocal command has completed normally.
 Protection Manager Consoleのローカル起動用コマンドの実行に成功しました。
KAVX12601-E PtMConsoleLocalコマンドは異常終了しました。
The PtMConsoleLocal command ended abnormally.
 Protection Manager Consoleのローカル起動用コマンドの実行に失敗しました。
次のことを確認し，問題が解決しない場合は保守情報を採取し，問い合わせ窓口に連絡してください。
  • 実行マシンのユーザー管理システムが壊れていないか。
  • Protection Manager Consoleが正常にインストールされているか（レジストリが破壊されていないか）。
KAVX12602-E PtMConsoleLocalコマンドの実行に失敗しました。
The PtMConsoleLocal command failed.
 Protection Manager Consoleのローカル起動用コマンドの実行に失敗しました。
次のことを確認してください。
  • 実行したユーザーがAdministrator権限を持っているか。
  • Protection Manager Consoleの画面で誤った動作をしていないか。

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