Hitachi Protection Manager Software コマンドリファレンス
Oracleのパラメーターを登録,表示,または変更する場合
drmorainit [ -v ] Oracleインスタンス名ASMインスタンスのパラメーターを登録,表示,または変更する場合
drmorainit [ -v ] –asm ASMインスタンス名Oracleデータベースをバックアップするために必要なOracleのパラメーターをインスタンス単位に対話形式で登録,表示,または変更します。またASMインスタンスのパラメーターをインスタンス単位に対話形式で登録,表示,または変更します。登録されるOracleログインユーザーには,SYSDBA権限が必要です。またOracle Database 11gの場合,登録されるASMインスタンス接続ユーザーには,SYSASM権限が必要です。
Oracleのバージョンについては,Oracleインスタンスの起動状態に影響を受けないでバージョン情報を出力します。
コマンドを実行する前に,システムで使用するOracleユーザーがOracleへログインする時の認証方法を確認する必要があります。Oracleへの認証方法は,初期化パラメーターファイルのパラメーター「remote_login_passwordfile」の設定に依存します。このパラメーターで設定できる値は,NONE,SHARED,EXCLUSIVEの三つです。NONEはOS認証,SHARED,EXCLUSIVEはパスワードファイル認証となります。このコマンドは,認証に応じた正しいユーザー名とパスワードを入力しない場合,エラーメッセージを出力し,エラーになります。
また,コマンドを実行する前には,環境変数LD_LIBRARY_PATHにOracleが提供するライブラリパスを設定しておいてください。ライブラリパスを設定しなかった場合,コマンド実行時にエラーになります。
コマンドの書式と概要を次の表に示します。
コマンドの書式 概要 drmorainit Oracleインスタンス名 Oracleインスタンスパラメーター情報を登録する。
登録済みのOracleインスタンス名を指定した場合,登録パラメーターの変更ができる。drmorainit –v Oracleインスタンス名 Oracleインスタンスの登録パラメーターを表示する。関連づけられたASMインスタンスの登録パラメーターを表示する。
ASMインスタンスの登録がされていない場合はASMインスタンスのパラメーター情報の表示は省略する。drmorainit –asm ASMインスタンス名 ASMインスタンスのパラメーター情報を登録または変更する。
登録済みのASMインスタンス名を指定した場合,登録パラメーターの変更ができる。drmorainit –v –asm ASMインスタンス名 ASMインスタンスの登録パラメーターを表示する。 このコマンドで登録するパラメーターを次の表に示します。
登録するパラメーター 入力する内容 必須 デフォルト値 RAC環境判定 Y,Nまたはy,n 必須 - Oracleデータベース名 Oracleデータベース名(初期化パラメーターのDB_NAMEの値) 必須 - ASMインスタンス情報の登録選択 Y,Nまたはy,n 必須 - ASMインスタンス名※1 ORACLE_SID 必須 - ASMインスタンス接続ユーザー名 ASMインスタンス接続ユーザー名 必須 - ASMインスタンス接続パスワード ASMインスタンス接続パスワード 必須 - ASMネットサービス名 ASMネットサービス名 必須 - ASMホームディレクトリ ASMホームディレクトリ名 必須 - Oracleログインユーザー名※2 Oracleユーザー名 必須 - Oracleログインパスワード※2 Oracleユーザーのパスワード(2回) 必須 - Oracleネットサービス名※2 Oracleネットサービス名 必須 - Oracleホームディレクトリ Oracleホームディレクトリ名 必須 - 初期化パラメーターファイル※3 初期化パラメーターファイル名 任意 なし(SPFILEを使用しているものとして動作する) バックアップファイル格納ディレクトリ バックアップファイル格納ディレクトリ名 任意 /var/opt/drm/backup/oracle ログ格納ディレクトリ ログ格納ディレクトリ名 任意 /var/opt/drm/backup/oracle/log
- (凡例)
- -:該当なし
- 注
- 必須の項目を入力しなかった場合や警告メッセージが表示された場合は,3回まで再度入力が促されます。
- 注※1
- ASMインスタンス名の登録直前に,ASMインスタンス名に関する登録を行うかどうかの選択をします。登録しないを選択した場合,次のパラメーターの登録はしません。
- Oracleデータベース名
- ASMインスタンス名
- ASMインスタンス接続ユーザー名
- ASMインスタンス接続パスワード
- ASMネットサービス名
- ASMホームディレクトリ
- 注※2
- 前後に入力した半角スペースは無視されます。
- 注※3
- 初期化パラメーターファイルは,Oracleデータベースが初期化パラメーターファイルを使用している場合だけ値を登録してください。
登録済みのOracleインスタンスまたはASMインスタンスを変更する場合での,コマンドの書式と変更できるパラメーターを次の表に示します。
コマンドの書式 変更できるパラメーター 変更内容 drmorainit Oracleインスタンス名 ※1 RAC環境判定 RAC構成であるかどうかの判定 Oracleデータベース名 Oracleデータベース名 ASMインスタンス情報の
登録選択ASMインスタンス情報の登録を行うかどうかの判定 ASMインスタンス名 Oracleインスタンスが使用するASMインスタンス名 ASMインスタンス
接続ユーザー名Oracleインスタンスが使用するASMインスタンスの接続ユーザ
ー名ASMインスタンス
接続パスワードOracleインスタンスが使用するASMインスタンスの接続
パスワードASMネットサービス名 Oracleインスタンスが使用するASMインスタンスのネットサービス名 ASMホームディレクトリ Oracleインスタンスが使用するASMのホームディレクトリ Oracleログインユーザー名 Oracleログインユーザー名 Oracleログインパスワード Oracleログインパスワード Oracleネットサービス名 Oracleネットサービス名 Oracleホームディレクトリ Oracleホームディレクトリ 初期化パラメーターファイル※2 初期化パラメーターファイル バックアップファイル格納ディレクトリ バックアップファイル
格納ディレクトリログ格納ディレクトリ ログ格納ディレクトリ drmorainit –asm
ASMインスタンス名
※3ASMインスタンス
接続ユーザー名ASMインスタンス接続ユーザー名 ASMインスタンス
接続パスワードASMインスタンス
接続パスワードASMネットサービス名 ASMネットサービス名 ASMホームディレクトリ ASMホームディレクトリ
- 注※1
- Oracleインスタンス名は登録済みである必要があります。
- 注※2
- 初期化パラメーターファイルが登録済みの場合,登録されている初期化パラメーターファイル名が表示されます。サーバパラメーターファイルが登録済みの場合,登録されているサーバパラメーターファイル名は表示されません。
- 使用するファイルを変更する場合は,次のように入力します。
- 初期化パラメーターファイルからサーバパラメーターファイルに変更する場合
「SPFILE」を入力します。- サーバパラメーターファイルから初期化パラメーターファイルに変更する場合
変更先の初期化パラメーターファイルをフルパスで入力します。- 初期化パラメーターファイルの場所,またはファイル名を変更する場合
変更先の初期化パラメーターファイルをフルパスで入力します。
- 注※3
- ASMインスタンス名は登録済みである必要があります。
-vオプションによる登録済みのOracleインスタンスまたはASMインスタンスのパラメーター情報の表示項目を次の表に示します。
表示項目 Oracle インスタンス ASMインスタンス RAC環境判定 ○※1 × データベース名 ○※2 × ASMインスタンス名 ○※3 ○ ASMインスタンス接続ユーザー名 ○※3 ○ ASMインスタンス接続パスワード × × ASMネットサービス名 ○※3 ○ ASMホームディレクトリ ○※3 ○ Oracleバージョン ○※4 × Oracleアーカイブログモード ○※5 × Oracleインスタンス名 ○ × Oracleログインユーザー名 ○ × Oracleログインパスワード × × Oracleネットサービス名 ○ × Oracleホームディレクトリ ○ × 初期化パラメーターファイル ○※6 × バックアップファイル格納ディレクトリ ○ × ログ格納ディレクトリ ○ ×
- (凡例)
- ○:表示する
- ×:表示しない
- 注※1
- RAC構成の場合「RAC」,非RAC構成の場合「NON RAC」を表示します。
- 注※2
- RAC構成の場合だけ表示します。
- 注※3
- ASMインスタンスが未登録の場合は表示を省略します。
- 注※4
- バージョン番号は「x.x.x.x.x」(xは整数)の形式で表示されます(例:11.1.0.7.0)。
- 注※5
- Oracleインスタンスがアーカイブログモードの場合は「ARCHIVELOG」が表示されます。
- Oracleインスタンスが非アーカイブログモードの場合は「NOARCHIVELOG」が表示されます。
- Oracleインスタンスが停止中の場合は「-」(ハイフン)が表示されます。
- 注※6
- SPFILEを使用する場合は,「SPFILE」と表示します。
このコマンドで指定したパラメーターは,次の場所に格納されます。
/opt/drm/conf/oracle/<インスタンス名>.datこのコマンドは,[Ctrl]+[C]で中断できます。このときに入力していた値は構成定義ファイルには反映されません。
バックアップ対象のOracleデータベース,ASMを次のように変更した場合,このコマンドを再度実行してOracleデータベース,ASMに関連する情報を更新する必要があります。
- Oracleログインユーザーに変更があった場合。
- Oracleログインユーザーのパスワードを変更した場合。
- Oracleネットサービス名を変更した場合。
- サーバパラメーターファイルを使用した運用から,初期化パラメーターファイルを使用した運用に変更した場合。
- ASMインスタンス名を変更した場合。
- ASMネットサービス名を変更した場合。
- ASMホームディレクトリを変更した場合。
- ASMログインユーザーを変更した場合。
- ASMログインパスワードを変更した場合。
- 非RAC構成からRAC構成に変更した場合。
- RAC構成から非RAC構成に変更した場合。
バックアップ対象となるOracleのバージョンが変更された場合は,このコマンドは有効になりません。Protection Manager for Oracleを再インストールして,対象となるOracleのバージョンを再登録する必要があります。
同一のOracleインスタンスに対して,このコマンドを2回以上実行すると,コマンド排他処理が働き,あとから実行したコマンドがエラー終了します。
-v
登録したパラメーターを表示する場合に指定します。ただし,パスワードは表示できません。
Oracleインスタンス名
バックアップ対象のOracleインスタンスの名称を指定します。
-asm
ASMインスタンスのパラメーターの登録,表示,または変更をします。
ASMインスタンス名
バックアップ対象のOracleインスタンスが使用しているASMインスタンスの名称を指定します。
- Oracleインスタンスを削除した場合などパラメーターを無効にするには,次のコマンドを実行してOracle情報定義ファイルを削除してください。
#rm /opt/drm/conf/oracle/インスタンス名.datインスタンス名は,drmorainitコマンドの引数で指定した値です。
- Oracleのパラメーターが正しく登録されていない状態でほかのコマンドを実行すると,Oracleデータベースへの接続に失敗してコマンドがエラー終了します。ほかのコマンドを実行する前にOracleのパラメーターが正しく登録されているか確認してください。drmorainitコマンドに-vオプションを指定すると,登録されているOracleのパラメーターを確認できます。
0:正常終了した場合
0以外:エラーが発生した場合
- Oracleインスタンス「OraIns」をセットアップする。
PROMPT> drmorainit 「OraIns」 KAVX0729-I 登録対象のインスタンスがRAC環境かどうかを入力してください。 RAC環境の場合は「Y」か「y」を入力してください。 そうでなければ,「N」か「n」を入力してください: y KAVX0730-I Oracleデータベース名を入力してください:oraclerac KAVX0731-I ASM情報を登録するかどうかを入力してください。 ASM情報を登録する場合は「Y」か「y」を入力してください。 そうでなければ,「N」か「n」を入力してください: y KAVX0730-I ASMインスタンス名を入力してください: +ASM KAVX0730-I ASMログインユーザーを入力してください: asmuser KAVX0730-I ASMログインユーザーパスワードを入力してください: ******** KAVX0732-I ASMログインユーザーパスワードをもう一度入力してください: ******** KAVX0730-I ASMネットサービス名を入力してください: +ASM1.service.com KAVX0730-I ASMホームディレクトリを入力してください: /disk1/asm_home KAVX0733-I ASM情報を更新しました。 KAVX0704-I Oracleログインユーザーを入力してください。 : oracle1 KAVX0705-I Oracleログインユーザーパスワードを入力してください。 : ******** KAVX0706-I Oracleログインユーザーパスワードをもう一度入力してください。 : ******** KAVX0714-I Oracleネットサービス名を入力してください。 : oracle1.service.com KAVX0707-I Oracleのホームディレクトリを入力してください。 : /disk1/ora_home KAVX0708-I 初期化パラメーターファイル名を入力してください。 : /disk2/u01/app/dbs/init.ora KAVX0726-I バックアップファイル格納ディレクトリを入力してください。 : /var/opt/drm/backup/oracle KAVX0727-I ログ格納ディレクトリを入力してください。 : /var/opt/drm/backup/oracle/log KAVX0710-I Oracle情報を更新しました。 KAVX0733-I ASM情報を更新しました。 PROMPT>- 「OraIns」で指定したOracleインスタンスと「+ASM」で指定したASMインスタンスのパラメーター内容を表示する。
ssPROMPT> drmorainit –v OraIns RAC環境判定 : RAC Oracleデータベース名 : oraclerac ASMインスタンス名 : +ASM ASMログインユーザー : asmuser ASMネットサービス名 : +ASM1.service.com ASMホームディレクトリ : /disk1/asm_home Oracleバージョン情報 : 11.1.0.6.0 Oracleアーカイブ・ログ・モード : ARCHIVELOG Oracleインスタンス名 : OraIns Oracleログインユーザー : oracle1 Oracleネットサービス名 : oracle1.service.com Oracleホームディレクトリ : /disk1/ora_home Oracle初期化ファイル名 : /disk2/u01/app/dbs/init.ora バックアップファイル格納ディレクトリ: /var/opt/drm/backup/oracle ログ格納ディレクトリ : /var/opt/drm/backup/oracle/log PROMPT>- 登録済みのOracleインスタンスの「OraIns」を変更する。
PROMPT> drmorainit OraIns KAVX0735-I RAC環境は以下の値が設定されています。 現在の値 = y KAVX0734-I RAC環境の場合は「Y」か「y」を入力してください。 そうでなければ,「N」か「n」を入力してください。(Enter:現在の値を入力): KAVX0735-I Oracle データベース名は以下の値が設定されています。 現在の値 = oraclerac KAVX0736-I Oracleデータベース名を入力してください。(Enter:現在の値を入力): oraclerac1 KAVX0735-I ASM情報は以下の値が設定されています。 現在の値 = y KAVX0737-I ASM情報を変更するかどうかを入力してください。 ASM情報を変更する場合は「Y」か「y」を入力してください。 そうでなければ,「N」か「n」を入力してください: y KAVX0735-I ASMインスタンス名は以下の値が設定されています。 現在の値 = +ASM KAVX0736-I ASMインスタンス名を入力してください。(Enter:現在の値を入力): +asm KAVX0735-I ASMログインユーザーは以下の値が設定されています。 現在の値 = asmuser KAVX0736-I ASMログインユーザーを入力してください。(Enter:現在の値を入力): KAVX0736-I ASMログインパスワードを入力してください。(Enter:現在の値を入力): KAVX0735-I ASMネットサービス名には以下の値が設定されています。 現在の値 = +ASM1.service.com KAVX0736-I ASMネットサービス名を入力してください。(Enter:現在の値を入力): KAVX0735-I ASMホームディレクトリは以下の値が設定されています。 現在の値 = /disk1/asm_home KAVX0736-I ASMホームディレクトリを入力してください。(Enter:現在の値を入力): KAVX0735-I Oracleログインユーザーは以下の値が設定されています。 現在の値 = oracle1 KAVX0736-I Oracleログインユーザーを入力してください。(Enter:現在の値を入力): KAVX0736-I Oracleログインパスワードを入力してください。(Enter:現在の値を入力): ******* KAVX0706-I Oracleログインユーザーパスワードをもう一度入力してください:******* KAVX0735-I Oracleネットサービス名は以下の値が設定されています。 現在の値 = Oracle1.service.com KAVX0736-I Oracleネットサービス名を入力してください。(Enter:現在の値を入力): KAVX0735-I Oracleホームディレクトリは以下の値が設定されています。 現在の値 = /disk1/ora_home KAVX0736-I Oracleホームディレクトリを入力してください。(Enter:現在の値を入力): KAVX0735-I 初期化パラメーターファイル名は以下の値が設定されています。 現在の値 = /disk2/u01/app/dbs/init.ora KAVX0736-I 初期化パラメーターファイル名を入力してください。(Enter:現在の値を入力): KAVX0735-I バックアップファイル格納ディレクトリは以下の値が設定されています。 現在の値 = /var/opt/drm/backup/oracle KAVX0736-I バックアップファイル格納ディレクトリを入力してください。(Enter:現在の値を入力): KAVX0735-I ログ格納ディレクトリは以下の値が設定されています。 現在の値 = /var/opt/drm/backup/oracle/log KAVX0736-I ログ格納ディレクトリを入力してください。(Enter:現在の値を入力): KAVX0710-I Oracle情報を更新しました。 KAVX0733-I ASM情報を更新しました。 PROMPT>- 「OraIns」で指定したOracleインスタンスに対して,セットアップを実行する。
ROMPT> drmorainit OraIns KAVX0729-I 登録対象のインスタンスがRAC環境かどうかを入力してください。 RAC環境の場合は「Y」か「y」を入力してください。 そうでなければ,「N」か「n」を入力してください: y KAVX0730-I Oracleデータベース名を入力してください: oraclerac KAVX0731-I ASM情報を登録するかどうかを入力してください。 ASM情報を登録する場合は「Y」か「y」を入力してください。 そうでなければ,「N」か「n」を入力してください: n KAVX0704-I Oracleログインユーザーを入力してください: Oracle1 KAVX0705-I Oracleログインユーザーパスワードを入力してください: ******** KAVX0706-I Oracleログインユーザーパスワードをもう一度入力してください: ******** KAVX0714-I Oracleネットサービス名を入力してください: oracle1.service.com KAVX0707-I Oracleのホームディレクトリを入力してください: /disk1/ora_home KAVX0708-I 初期化パラメーターファイル名を入力してください: /disk2/u01/app/dbs/init.ora KAVX0726-I バックアップファイル格納ディレクトリを入力してください: /var/opt/drm/backup/oracle KAVX0727-I ログ格納ディレクトリを入力してください: /var/opt/drm/backup/Oracle/log KAVX0710-I Oracle情報を更新しました。 PROMPT>- 「OraIns」で指定したOracleインスタンスのパラメーター内容を表示する。
PROMPT> drmorainit -v OraIns RAC環境判定 : RAC Oracleデータベース名 : oraclerac Oracleバージョン情報 : 11.1.0.6.0 Oracleアーカイブ・ログ・モード : ARCHIVELOG Oracleインスタンス名 : OraIns Oracleログインユーザー : oracle1 Oracleネットサービス名 : oracle1.service.com Oracleホームディレクトリ : /disk1/ora_home Oracle初期化ファイル名 : /disk2/u01/app/dbs/init.ora バックアップファイル格納ディレクトリ : /var/opt/drm/backup/oracle ログ格納ディレクトリ : /var/opt/drm/backup/oracle/log PROMPT>- 「+ASM」で指定したASMインスタンスに対して,セットアップを実行する。
PROMPT> drmorainit –asm +ASM KAVX0730-I ASMログインユーザーを入力してください: asmuser KAVX0730-I ASMログインユーザーパスワードを入力してください: ******** KAVX0732-I ASMログインユーザーパスワードをもう一度入力してください: ******** KAVX0730-I ASMネットサービス名を入力してください: +ASM1.service.com KAVX0730-I ASMホームディレクトリを入力してください: /disk1/asm_home KAVX0733-I ASM情報を更新しました。 PROMPT>- 「+ASM」で指定したASMインスタンスのパラメーター内容を表示する。
PROMPT> drmorainit –v –asm +ASM ASMインスタンス名 : +ASM ASMログインユーザー : asmuser ASMネットサービス名 : +ASM1.service.com ASMホームディレクトリ : /disk1/asm_home PROMPT>