Hitachi Protection Manager Software コマンドリファレンス
バックアップ管理製品のパラメーターを登録する場合
drmtapeinit登録したバックアップ管理製品のパラメーターを表示する場合
drmtapeinit -vProtection Managerと連携するバックアップ管理製品を制御するために使用するパラメーターを対話形式で登録します。
このコマンドで登録したパラメーターは,次の場所に格納されます。
- Windowsの場合
- <Protection Managerのインストール先>\conf\tape\DEFAULT.dat
- Solarisの場合
- /opt/drm/conf/tape/DEFAULT.dat
このコマンドで登録するバックアップ管理製品のパラメーターを次の表に示します。
登録する項目 入力する内容 バックアップ管理製品名 「NBU」または「BEWS」を指定します。
NetBackupを使用している場合:NBU
Backup Execを使用している場合:BEWSテープバックアップ用のバックアップカタログの保存日数 バックアップ情報の保存日数を数値で指定します。
0を指定した場合,バックアップ情報は無期限に保存されます。
0を指定した場合,-vオプションを指定してパラメーターを表示すると,この項目には「PERMANENT」と表示されます。-v
登録したパラメーターを表示する場合に指定します。
- バックアップ情報の保存日数をバックアップ管理製品の媒体保護期間より長く設定すると,バックアップ管理製品上で媒体情報が削除されるため,リストアできなくなります。したがって,バックアップ情報の保存日数は,バックアップ管理製品の媒体保護期間より短く設定してください。
- 一度設定したテープバックアップ管理製品連携用の構成定義ファイルが不要,または変更になった場合,構成定義ファイルを削除して対処してください。
0:正常終了した場合
0以外:エラーが発生した場合
- NetBackupと連携するためのパラメーターを登録する。
PROMPT> drmtapeinit KAVX0411-I バックアップ管理製品名を入力してください: NBU KAVX0417-I バックアップカタログの保存日数を入力してください: 1 KAVX0414-I バックアップパラメーターが更新されました。 PROMPT>- NetBackupと連携するためのパラメーターを表示する。
PROMPT> drmtapeinit -v バックアップ製品名 : NBU バックアップカタログの保存日数 : 1 PROMPT>- Backup Execと連携するためのパラメーターを登録する。
PROMPT> drmtapeinit KAVX0411-I バックアップ管理製品名を入力してください: BEWS KAVX0417-I バックアップカタログの保存日数を入力してください: 1 KAVX0414-I バックアップパラメーターが更新されました。 PROMPT>- Backup Execと連携するためのパラメーターを表示する。
PROMPT> drmtapeinit -v バックアップ製品名 : BEWS バックアップカタログの保存日数 : 1 PROMPT>