Hitachi Protection Manager Software Console ユーザーズガイド

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7.3.2 Protection Manager Consoleのログ情報

Protection Manager Consoleのログファイルには,次の情報が出力されます。

Protection Manager Consoleのログに出力される項目を,次の表に示します。メッセージごとに,表に示した順に項目が表示されます。3種類あるProtection Manager Consoleのログファイルには,どれも同じ形式でログ情報が出力されます。

表7-7 Protection Manager Consoleのトレースログで出力される項目

出力される項目 出力される内容
日付 ログが出力された日付が「yyyy/mm/dd」の形式で表示されます。
時刻 ログが出力された時刻が「hh:mm:ss:xxx」の形式で表示されます。
プロセスID プロセスIDが表示されます。
スレッドID スレッドIDが表示されます。
クラス名 クラス名が表示されます。ただし,設定されたログレベルが10以下の場合,ハイフン( - )表示となります。
メソッド名 メソッド名が表示されます。ただし,設定されたログレベルが10以下の場合,ハイフン( - )表示となります。
メッセージID メッセージを識別するIDが表示されます。
設定されたログレベルが0,または10の場合,メッセージIDはKAVXppmmm-Zの形式です。
  • KAVX:Protection Managerのメッセージであることを示します。
  • pp:Protection Managerの構成要素を示します。
  • mmm:メッセージの通し番号を示します。
  • Z:メッセージ種別を示します。E,W,Iのどれかが表示されます。
    E:Error
    W:Warning
    I:Information
テキスト メッセージ本文が出力されます。

解析の対象となるログファイルには,エラーメッセージのウィンドウに表示されたメッセージIDを持つ行があるので,その行の情報を基に時系列で解析できます。

ログファイルagt_trace.logについての注意事項
業務サーバに存在するログファイルagt_trace.logについては,そのサーバが複数のDevice Managerクライアントから接続されていた場合,それらのログが同一のログファイルagt_trace.logに出力されるため,単純な時系列解析はできません。そのため,エラーメッセージのウィンドウに表示されたメッセージIDを持つ最新の行を見つけて,その行に表示されたスレッドIDを知ります。その後,同一のスレッドIDを持つ行について,時系列解析をします。

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