Hitachi Protection Manager Software Console ユーザーズガイド
以降で示す運用手順では,次の図に示すようなシステム構成(データベースサーバとバックアップサーバから成る構成)を想定しています。
図6-15 SQL Serverデータベースをバックアップ,リストアするためのシステム構成
運用例でのシステムの前提条件は次のとおりです。
- 主ボリュームは,NTFSでフォーマットされている。なお,SQL Serverデータベース用として使用されているデータファイル用ボリュームはログ用のボリュームとは共有できない。
- 主ボリュームと副ボリュームは,データベースサーバとバックアップサーバでペア定義され,ミラー構成になっている(ボリューム複製機能およびRAID Managerで設定する)。
- 主ボリュームから副ボリュームにオンラインバックアップされたデータを,テープにバックアップする。
- データベースサーバA(サーバ名:DBServer_A)上には一つのインスタンス「default」が存在し,サービスが起動されている。
- バックアップ対象のインスタンスは常時スプリット運用となっている。
- データベースサーバおよびバックアップサーバで,VDIメタファイル格納ディレクトリが作成されている。