Hitachi Protection Manager Software Console ユーザーズガイド
以降で示す運用手順では,次の図に示すようなシステム構成(ファイルサーバとバックアップサーバから成る構成)を想定しています。
図6-11 ファイルシステムをバックアップ,リストアするためのシステム構成
運用例でのシステムの前提条件を次に示します。
- 1台のファイルサーバ(サーバ名:FSServer_A)と,バックアップサーバ(サーバ名:BKServer)を備えている。
- 主ボリュームと副ボリュームは,ファイルサーバとバックアップサーバでペア定義され,ミラー構成になっている(ボリューム複製機能およびRAID Managerで設定する)。
- 「FSServer_A」にはマウントポイント「H:」が存在する。
- バックアップ対象のマウントポイントはNTFSでフォーマットされている。
- バックアップ対象のマウントポイントは常時スプリット運用となっている。
- コールドバックアップの場合には,副ボリュームへのバックアップ中は主ボリュームをアンマウントするため,ファイルサーバから主ボリュームにアクセスできない。