Hitachi Protection Manager Software Console ユーザーズガイド
Setup GUIでの環境設定は,画面上の項目を設定し,[Save]ボタンをクリックすることで行います。画面上の[Next >]ボタン,[< Previous]ボタンをクリックすると,適切な設定手順に沿ってSetup GUIの画面が遷移するので,それに従って設定することをお勧めします。目的のタブを直接選択して設定することもできます。
Setup GUIの画面遷移に従う場合,まず[Configuration Settings]タブを選択し,バックアップ対象に合わせてConfiguration Settingsウィンドウの項目を設定します。[Next >]ボタンをクリックすると,Configuration Settingsウィンドウで設定した内容に応じて次に設定が必要な画面が表示されるので,その画面上の項目を設定し[Next >]ボタンをクリックします。その次に設定が必要な画面が表示されます。
このように,[Next >]ボタンをクリックできない画面に到達するまで,[Next >]ボタンをクリックしていくことで,Protection Managerの運用に必要なほとんどの項目を設定できます。一つ前の画面での設定内容を確認したり,設定し直したりするときは,[< Previous]ボタンをクリックしてください。
- 補足説明
- 各画面で設定した内容は,[Save]ボタンをクリックすることで対応するコマンドが実行されたり,対応する設定ファイルに書き込まれたりします。[Save]ボタンをクリックしないで[Next >]ボタンや[< Previous]ボタンをクリックしたり,ほかのタブを選択したりすると,画面での変更を保存するかを確認するダイアログボックスが表示されます。問い合わせに対し,[Yes]ボタンをクリックすると,設定した内容が保存され,後続または一つ前の設定画面が表示されます。[No]ボタンをクリックすると,設定した内容は保存されないで,後続または一つ前の設定画面が表示されます。[Cancel]ボタンをクリックすると,ほかの画面には移りません。
Setup GUIがナビゲートする環境設定の流れは,バックアップ対象を管理しているサーバ,バックアップ対象のオブジェクト,クラスタ構成かどうかの違いによって異なります。
Setup GUIがナビゲートする環境設定の流れは,大きく次の二つに分けられます。
- ファイルサーバまたはデータベースサーバの場合
- バックアップサーバの場合
この二つの環境設定の流れについて説明します。
- この項の構成
- (1) ファイルサーバまたはデータベースサーバの場合の流れ
- (2) バックアップサーバの場合の流れ
ファイルサーバまたはデータベースサーバの場合の環境設定の流れを次の図に示します。
図5-2 ファイルサーバまたはデータベースサーバの場合の環境設定の流れ
バックアップサーバの場合の環境設定の流れを次の図に示します。