Hitachi Protection Manager Software Console ユーザーズガイド
Protection Manager Consoleは,バックアップやリストア処理を画面から実行するためのプログラムです。
Protection Manager Consoleには,次の特長があります。
- バックアップに必要な情報の一覧を参照できます。また,これらの情報をファイル(タブで区切られた形式)に出力できるので,表計算アプリケーションを使用したリソースの管理ができるようになります。
- バックアップの履歴や世代管理に必要な情報を参照できます。また,これらの情報をファイル(タブで区切られた形式)に出力できるので,表計算アプリケーションを使用したバックアップの履歴管理ができるようになります。
- バックアップ対象となるインスタンス名やファイルシステムのマウントポイントが画面に表示されるので,バックアップ対象を確認しながらバックアップを実行できます。また,バックアップ時のオプションを画面で指定できるので,コマンド入力による複雑な操作は不要です。
- リストア対象となるバックアップIDを選択してリストアを指定するだけで,リストアを実行できます。また,リストア時のオプションを画面で指定できるので,コマンド入力による複雑な操作は不要です。
- スケジュールを指定したバックアップジョブを登録することで,バックアップを自動で実行できます。また,バックアップジョブの実行状況や結果を一覧で確認することもできます。
- Device Managerと連携することで,遠隔地からバックアップやリストアを実行できます(リモート起動)。
- コピーグループのロック状態を画面で確認しながら,ロックまたはロックを解除できます。
- 再同期対象となるコピーグループに関連したバックアップIDを選択して再同期を指定するだけで,コピーグループを再同期できます。
- Setup GUIを使用できます。Setup GUIとは,Protection Managerの運用に必要な動作環境の設定をGUIで実行する機能です。GUIによる設定なので,コマンドを実行したり,設定ファイルを編集したりといった操作は不要です。また,必要な項目だけを順序よく設定できます。