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付録J.1 運用例

ジョブコメントは次に示す項目に対して使用できます。

表J‒1 ジョブコメントが使用できる項目

項目

使用する範囲

対応変換種別

2バイトコード使用可否

半角英小文字使用可否

ファイル名/ドキュメント名の構成要素

環境設定ユティリティで指定

全変換種別

使用できる

使用できる

用紙名称

環境設定ユティリティで指定

全変換種別

使用できる

使用できる

分類フォルダ

環境設定ユティリティで指定

全変換種別

使用できる

使用できる

後処理UOCのコマンドライン引数

環境設定ユティリティで指定

GDI,PostScript,PDF

使用できる

使用できる

セパレータ出力項目

環境設定ユティリティで指定

GDI,PostScript,PDF

使用できる

使用できる

HOPSS3/AS REV/OSEへ登録する情報(キャビネット番号,フォルダ番号,配布先コード,帳票コード,登録日付,順序番号,保存日数およびバックアップ保存日数)

環境設定ユティリティで指定

PDF

使用できない

半角英大文字として扱う

HOPSS3/AS REV/OSEへ登録する情報(帳票名称,ラベル1〜3)

環境設定ユティリティで指定

PDF

使用できる

使用できる

セキュリティ設定※1

環境設定ユティリティで指定

PDF

使用できる

使用できる

注※1

PDE - Access Control Optionを使用してアクセス制御をする場合に使用できます。詳細は,「12. PDE - Access Control Option」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) ファイル名またはドキュメント名だけに使用する場合

  1. 環境設定ユティリティのファイル名カスタマイズの詳細設定で,ジョブコメント使用範囲の開始位置に1けたを,けた数に最大値を指定します。

  2. 印刷ジョブ実行時にジョブコメントにファイル名を指定します。

(2) 分類フォルダだけに使用する場合

  1. 環境設定ユティリティの分類フォルダの詳細設定で,ジョブコメント使用範囲の開始位置に1けたを,けた数に最大値を指定します。

  2. 印刷ジョブ実行時にジョブコメントにフォルダ名を指定します。

(3) 分類フォルダおよびファイル名に使用する場合

  1. 次の例のように,使用する項目ごとに範囲を区切って環境設定ユティリティで開始位置とけた数を指定します。

    [図データ]

  2. 1.の設定どおりにジョブコメントに分類フォルダおよびファイル名を指定します。指定例を次に示します。

    指定例:
    TOKYO***************売上伝票
    情報システム部******SALES.2004.06

    なお,「*」は半角スペースを表します。