Hitachi

PRINT DATA EXCHANGE for Open


付録G.5 EAN128バーコード印刷について

PDE for Openでは,コンビニエンスストアでの料金代理収納システムで使用されるEAN128バーコードの出力にだけ対応しています。

EAN128バーコードはPostScriptで印刷することを推奨します。GDIでの印刷およびPDFファイルとして出力したEAN128バーコードのAcrobatからの印刷は推奨しません。読み取り精度の関係から,EAN128バーコードの向きと用紙搬送方向が次の図のようになるよう設定してください。また,用紙およびトナーには純正のものを使用し,再生のものは使用しないでください。また,用紙に厚めのものを使用することで,バーコードリーダの反射率が上がり,読み取り精度が向上します。

図G‒1 バーコードの向きと用紙搬送方向

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) HT-4558,HT-4559,HT-4561およびH-6C26プリンタに出力する場合

バーコード印刷では,トナーの飛散などによって,黒バーが太く,白バーが細く出力される傾向があります。環境設定ユティリティの[バーコード設定]タブでバー幅調整値を指定すると,読み取り精度が向上します。「スタート/ストップキャラクタ」および「スタート/ストップキャラクタ以外」の両方に-1を指定することを推奨します。

(2) H-6C15およびH-6C17プリンタに出力する場合

H-6C15およびH-6C17プリンタでは,PDE - EAN128 Optionをインストールして,EAN128パターンファイルを使用して印刷することを推奨します。設定方法については,「7.2.9 バーコード情報を設定する(バーコード設定)」を参照してください。詳細については,「PRINT DATA EXCHANGE - High Grade Printer EAN128 Barcode Option取扱説明書」を参照してください。