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11.4.3 実行時の指定

ファイル形式1およびファイル形式2を使用する場合のCOBOLプログラム実行時の指定について示します。

なお,COBOLプログラムで使用しているCOBOL命令文によっては,ほかの指定が必要になる場合もあります。詳細については,「付録C 出力できるCOBOL命令文の範囲とUAP移行手順」を参照してください。

また,ファイル形式2を使用した場合のCOBOLプログラム実行時のエラーについては,「14.4 COBOL2002実行時エラーコード」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) バッチジョブ実行システムを使用しない場合

次の環境変数を指定してください。詳細については,「COBOL2002 マイグレーションライブラリ」の取扱説明書「マイグレーション支援機能」を参照してください。

(2) バッチジョブ実行システムを使用する場合

次の指定をしてください。詳細については,マニュアル「uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引」,または「uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引(Windows(R)用)」を参照してください。

(a) 設定ファイル

■ SYSOUT_APPEND_WRITEパラメタ

  • SYSOUT_APPEND_WRITE {YES|NO

    印刷データファイルへの書き込みモードを指定します。

    • YES

      追加書きモード

    • NO

      オープンで指定されたモード

■ SysoutClassパラメタ

  • FTYPE {1|2}

    ファイル形式1を使用するかファイル形式2を使用するかを指定します。

    • 1

      ファイル形式1

    • 2

      ファイル形式2

  • TRUNC {YES|NO}

    ファイル形式2の場合に各文字列レコードの後部にある半角空白をファイル出力するかどうかを指定します。

    なお,ファイル形式1の場合は,この指定に関係なく,各文字列レコードの後部にある半角空白はファイル出力されます。

    • YES

      各文字列レコードの後部にある半角空白をファイル出力しません。

    • NO

      各文字列レコードの後部にある半角空白をファイル出力します。

(b) ジョブ定義XMLファイル

■ DD要素

  • FTYPE="{1|2}"

    ファイル形式1を使用するかファイル形式2を使用するかを指定します。

    なお,この属性を省略した場合,SysoutClassパラメタの指定値が有効になります。

    • 1

      ファイル形式1

    • 2

      ファイル形式2

  • RECFM="{A|M|N}"

    プリンタ制御文字を指定します。

    • A

      ANSI制御文字

    • M

      機械制御文字

    • N

      制御文字なし

重要

ジョブ定義XMLファイルのDD要素でTYPE=SYSOUT以外を指定してSYSOUT以外にファイル出力する場合,ファイル形式2で出力するためには,ジョブ定義XMLファイルで次の環境変数を直接指定してください。

  • CBLPDEFTYPE_外部装置名:"2"を設定

  • CBLPDERECFM_外部装置名:対応するプリンタ制御文字("A","M",または"N")を設定