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14.4 COBOL2002実行時エラーコード

ファイル形式2を使用したCOBOLプログラムの実行時にエラーが発生し,COBOL2002でKCCC4917R-Sメッセージが出力された場合,「詳細情報」として出力されるリターンコードおよびエラー詳細コードを次に示します。

表14‒8 COBOL2002実行時エラーコード

リターンコード

エラー詳細コード

エラー内容

ユーザの対処

8

00010004

ファイル出力エラー。

ディスクおよび出力先の印刷データファイルの状態に問題がないか確認してください。

8

00100001

パラメタエラー。

サポートサービスに連絡してください。

8

00100003

メモリ不足。

常駐プロセスを見直すなどして,システムの空きメモリを増やしてください。

8

00100006

ライブラリがオープンされていない。

サポートサービスに連絡してください。

8

01000003

RECFM=M以外のときに行制御を行った。

WRITE文にADVANCINGまたはPOSITIONING指定がある場合は,次の指定をしてください。

  • バッチジョブ実行システムを使用しないとき

    環境変数CBLPDERECFM_外部装置名にMを指定してください。

  • バッチジョブ実行システムを使用するとき

    ジョブ定義XMLファイルのDD要素のRECFM属性にMを指定してください。

8

01000004

制御情報テーブルの指定値が不正。

サポートサービスに連絡してください。

8

01000005

行データの長さが行バッファを超過。

COBOLのレコード長を短くしてください。

8

01000006

書式オーバレイ名の先頭4文字が「FORM」でない,または,5文字目以降が不正。

書式オーバレイ名を見直してください。

8

10000002

出力ファイルのオープンに失敗。

出力先の印刷データファイルのアクセス権などに問題がないか確認してください。

8

10000003

印刷データファイル名が空文字列。

サポートサービスに連絡してください。

8

10000004

印刷データファイル名の指定なし。

8

10000006

DISPの指定値が不正。

8

10000007

行データのバッファサイズの指定値が不正。

8

10000008

ENCODEの指定値が不正。

8

10000009

RECFMの指定値が不正。

8

1000000A

TRUNCの指定値が不正。

8

1000000B

内部バッファが存在しない。作業領域が破壊されている。