Hitachi

PRINT DATA EXCHANGE for Open


11.2 Prinfina MANAGER SPとの連携

Prinfina MANAGER SPと連携する場合,印刷データファイル(バッチジョブ実行システム連携時はSYSOUT管理ファイル)を格納するフォルダは,PDE for Open監視サービスの監視フォルダとして設定しないでください。PDE for Open監視サービスの監視フォルダとして設定されたフォルダに格納された印刷データファイル(バッチジョブ実行システム連携時はSYSOUT管理ファイル)は,Prinfina MANAGER SPと連携しないで出力されます。

なお,同じサーバ上で,PDF変換など,Prinfina MANAGER SPと連携しない出力をする場合は,印刷データファイルを格納するフォルダを別に用意して,PDE for Open監視サービスの監視フォルダとして設定します。

Prinfina MANAGER SP連携時の環境設定情報は,変換種別をGDI(PostScriptプリンタ出力時もしくはPrinfina IMPACT GXプリンタ出力時),PostScript(PostScriptプリンタ出力時),またはESC/P(Prinfina IMPACT GXプリンタ出力時)として作成する必要があります。なお,変換種別GDIでPrinfina IMPACT GXプリンタに出力する場合,PDE for Openのほかに,PRINT DATA EXCHANGE - Line Printer Optionがインストールされている必要があります。

ただし,一部の項目に制限があります。Prinfina MANAGER SP連携時に制限がある項目を次に示します。

表11‒1 Prinfina MANAGER SP連携時の設定

画面・タブ

項目

設定の有効・無効

共通設定

SYSOUTデータフォルダ

無効となります。

エラー発生時の動作

出力先設定

出力先

変換種別がPostScriptまたはESC/Pの場合は,無効となります。

変換種別がGDIの場合は,出力先をプリンタファイルに設定してください。

ファイル名/ドキュメント名設定

無効となります。

プリンタ名称

変換種別がPostScriptまたはESC/Pの場合は,無効となります。

変換種別がGDIの場合は,Prinfina MANAGER SPで管理するプリンタ名称を設定してください。

用紙名称

有効となります。

設定するためには,変換種別がPostScriptまたはESC/Pの場合は出力先に「プリンタ」を,変換種別がGDIの場合は出力先に「プリンタファイル」をそれぞれ指定し,プリンタ名称を設定してください。

フォルダ設定

無効となります。

分割設定

無効となります。

挿入設定

前置ジョブセパレータ

無効となります。

後置ジョブセパレータ

無効となります。

前置SYSOUTセパレータ

無効となります。

後置SYSOUTセパレータ

無効となります。

印刷ジョブ設定

部数複写回数

無効となります。

PostScript設定

複写回数指定時の動作

無効となります。

注※

出力先をプリンタファイルに設定した場合,プリンタ名称で指定したプリンタを一時停止の状態にしていると,処理が途中で停止します。このため,一時停止状態にはしないでください。なお,処理が途中で停止したときは,一時停止を解除してください。

また,Prinfina MANAGER SP連携時は,ジョブ名に'_','(',')'の文字は使用できません。