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7.2.12 連続紙用FCBの用紙情報を設定する(連続紙設定)

[連続紙設定]タブでは,連続紙用FCBを使用するときの用紙情報を設定します。

[図データ]

連続紙の設定は,使用するFCBの形式によって適用範囲が異なります。適用範囲を次に示します。

表7‒37 連続紙設定の適用範囲

設定値

FCB形式

ホスト用互換形式

用紙サイズ・行間値拡張形式

連続紙用

カット紙用

定型用紙サイズ指定時(A4,B5,…)

任意用紙サイズ指定時

用紙設定(ホスト用互換形式のFCB使用時)

用紙幅

上マージン

左マージン

補正値(用紙サイズ・行間値拡張形式のFCB使用時)

用紙幅補正値

左右マージン補正値

(凡例)

○:変換で適用されます。

−:変換で適用されません。

注※

連続紙用FCBイメージをカット紙出力に使用するように設定した場合,変換に適用されません。設定方法の詳細は,「7.2.7(1)(b) [FCBイメージ詳細設定]画面」の[連続紙用FCBイメージ設定]を参照してください。

[連続紙設定]タブで設定できる項目を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) 用紙設定(ホスト用互換形式のFCB使用時)

ホスト用互換形式の連続紙用FCBを使用する場合に設定します。

(a) [用紙幅]

ホスト用互換形式のFCBを使用する場合,センタプリンタで使用していた連続紙の用紙幅を1/1,440インチ単位で指定します。指定できる値の範囲は2880〜28800です。

15インチ用紙の場合,21600を指定します。

なお,HT-4558,H-6C15およびH-6C17プリンタに出力する場合の設定値については,「付録G.4 連続紙用紙幅について(HT-4558,H-6C15,H-6C17プリンタ)」を参照してください。

デフォルト値

21600

(b) [左マージン]

ホスト用互換形式のFCBを使用する場合,用紙左端からの印刷開始位置を1/1,440インチ単位で指定します。指定できる値の範囲は0〜28800です。

なお,HT-4558,H-6C15およびH-6C17プリンタに出力する場合の設定値については,「付録G.4 連続紙用紙幅について(HT-4558,H-6C15,H-6C17プリンタ)」を参照してください。

デフォルト値

720

(c) 上マージン

ホスト用互換形式のFCBを使用する場合,用紙の上マージンを指定します。

  • [FCBに従う]

    FCBで指定される上マージンに合わせます。

  • [任意指定]

    用紙上端からの印刷開始位置を1/1,440インチ単位で指定します。指定できる値の範囲は0〜28800です。

デフォルト値

FCBに従う

(2) 補正値(用紙サイズ・行間値拡張形式のFCB 使用時)

用紙サイズ・行間値拡張形式のFCBを使用して,HT-4558,H-6C15およびH-6C17プリンタに出力する場合に設定します。設定値の詳細については「付録G.4 連続紙用紙幅について(HT-4558,H-6C15,H-6C17プリンタ)」を参照してください。

(a) [用紙幅補正値]

用紙サイズ・行間値拡張形式のFCBに定義されている用紙幅に対して,補正したい値を相対値(1/1,440インチ単位)で指定します。指定できる値の範囲は-1440〜1440です。

この設定は,用紙サイズを任意で設定している(A4,A5などの定型用紙サイズではない)用紙サイズ・行間値拡張形式のFCBを使用した場合だけ適用されます。用紙サイズ・行間値拡張形式のFCBを使用する場合,カット紙と連続紙の区別なく補正値が適用されます。カット紙出力時など,補正が不要の場合は0(デフォルト)になっていることを確認してください。

デフォルト値

0

(b) [左右マージン補正値]

用紙サイズ・行間値拡張形式のFCBに定義されている左マージンおよび右マージンに対して,補正したい値を相対値(1/1,440インチ単位)で指定します。指定できる値の範囲は-1440〜1440です。なお,補正後の左マージンおよび右マージンの値(FCB定義値+補正値)が必ず正の値になるように指定してください。

この設定は,用紙サイズを任意で設定している(A4,A5などの定型用紙サイズではない)用紙サイズ・行間値拡張形式のFCBを使用した場合だけ適用されます。また,用紙サイズ・行間値拡張形式のFCBを使用する場合,カット紙と連続紙の区別なく補正値が適用されます。カット紙出力時など,補正が不要の場合は0(デフォルト)になっていることを確認してください。

デフォルト値

0