20.3.1 wnsortコマンド
wnsortコマンドの移行内容を次の表に示します。
-
項番2〜4は,wnsortコマンドとexsortコマンドで指定値の形式が異なります。各オペランドの詳細については,次の表に示す該当する章を参照してください。
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項番5〜10は,wnsortコマンドの指定値を,exsortコマンドのパラメタまたはオペランド値としてそのまま転記します。
表20‒13 wnsortコマンド移行 項番
wnsortコマンドのオペランド
exsortコマンドのパラメタおよびオペランド
移行内容
1
−
-function△sort
転記しません。
2
/ソートオプション
-cmdopt△コマンドオプション
20.3.6(1)を参照してください。
3
/g入力ファイルのファイル編成:
出力ファイルのファイル編成
-inpfile△fileorg=入力ファイル編成
-outfile△fileorg=出力ファイル編成
20.3.6(2)を参照してください。
4
/キー属性△+キー位置-キー長
-key△キー属性+キー位置-キー長
20.3.6(3)を参照してください。
5
/lレコード長
-inpfile△reclen=レコード長
指定値を転記します。
6
/o出力ファイル名
-outfile△file=出力ファイル名
指定値を転記します。
7
/yワークバッファサイズ
-worksize△ワークバッファサイズ※1
指定値を転記します。
8
/wディレクトリ名
-sorttmpdir△ディレクトリ名※2
指定値を転記します。
9
/w2ディレクトリ名2
-mergetmpdir△ディレクトリ名2
指定値を転記します。
10
入力ファイル名
-inpfile△file=入力ファイル名
指定値を転記します。
- (凡例)
-
−:該当しません。
△:1文字以上の空白を示します。
- 注※1
-
KB単位指定の場合は,MB単位に変換した値を指定してください。
- 注※2
-
exsortコマンドのソート機能を使用する場合,一時ファイル作成ディレクトリ名を指定する「-sorttmpdirパラメタ」または環境変数「EXSORTSORTTMPDIR」の指定は必須です。どちらも指定しなかった場合,SORTの環境ファイルの「temp_dir1」の指定を仮定します。すべての指定がなかった場合,exsortコマンドは「KBLS1674-E 一時ファイルのディレクトリが指定されていません。」のエラーを出力して失敗します。
SORT EEの環境変数の設定については,「20.3.7 SORT環境ファイルの移行」を参照してください。