ソートマージ


19.2.3 キーまたは項目の不正による障害の場合

ソート,マージ,選択または集約処理中にキーの不正による障害が発生した場合は,処理を中止してすべてのファイルをクローズし,メッセージを表示します。このメッセージが表示された場合に,障害の詳しい原因を知る方法を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) メッセージを確認する

メッセージには次のような情報が表示されます。

コマンドプロンプトで実行した場合に,コマンドプロンプトにメッセージが表示されます。表示されるメッセージのメッセージIDは次のとおりです。

(2) sortrdmpまたはsortrdmp64の内容を確認する

キーまたは項目の不正による障害が発生すると,デバッグ情報ファイル「sortrdmp」または「sortrdmp64」に,不正なキーまたは項目を含んだレコードが出力されます。sortrdmpまたはsortrdmp64の内容を見ることによって,どのような不正があったかを知ることができます。

なお,sortrdmpまたはsortrdmp64に出力されたレコードは,実際のレコードとは長さが異なることがありますが,キーまたは項目をすべて含んでいます。

キーまたは項目の不正による障害時の処理を次の図に示します。

図19‒5 キーまたは項目の不正による障害時の処理

[図データ]