5.15 -altseqパラメタ
- 意味
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JIS8単位コード体系以外の順序でソートキー,マージキー,または集約キーを比較したい場合に,文字コードの大小関係を定義します。
また,このパラメタ以外に,altseq変換ファイルで文字コードの大小関係を定義する方法があります。
altseq変換ファイルについては,「付録G altseq変換ファイル(SORT EEの機能)」を参照してください。
- 形式
-altseq code=xxyy1 [△…△xxyy256]
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-keyパラメタのキー属性に「q」と指定したキーの比較順序が,このパラメタで定義された順序に変換されます。キー属性「q」の指定がない場合は,このパラメタは無効です。
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-altseqパラメタを指定しないでキー属性「q」を指定した場合,altseq変換ファイルが設定されていればこのファイルの設定値に従って比較して,altseq変換ファイルが設定されていなければ,JIS8単位コード体系で比較します。
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- 指定値
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- xxyy
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変換対象の文字コードxxと,変換後の順序yyをxxyyの対で指定します。
指定のない文字コードについては,JIS8単位コード体系順と同じとなります。
xxyyは,複数指定できますがxxは重複して指定できません。yyは重複して指定できます。
xxyyは最大256対指定できます。
文字コード(対)を複数指定する場合は,1個以上の空白またはタブで区切ってください。
xx:変換対象の文字コード。JIS8単位コード中の順序を変更したい文字(コード)を16進数の2桁(00〜FF)で指定します。
yy:xxの変更後の順序。xxをどのような順序で扱うのか,16進数の2桁(00〜FF)で指定します。
- 注意事項
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-altseqパラメタは,比較項目および集約項目には有効となりません。
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altseq変換ファイルと-altseqパラメタを両方指定した場合,altseq変換ファイルの設定値のうち,-altseqパラメタで指定した値で置き換えます。-altseqパラメタで指定しなかった値は,altseq変換ファイルの値が有効となります。
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- 指定例
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数字0〜9(0x30〜0x39)を英字より大きい0xF0〜0xF9の順序とする場合の指定例を示します。
-altseq△code=30F0△31F1△32F2△33F3△34F4△35F5△36F6△37F7△38F8△39F9
- (凡例)
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△:半角スペース(空白)を示します。