ソートマージ


5.5.4 入力ファイルのエンディアンオプション(BIG|INPBIG|INPLTLオプション)

入力ファイルのエンディアンを指定します。

BIG

キー,比較項目,または集約項目の属性が2進数(n,m,a)または内部浮動小数点(f)の場合,入力データをbig endian(上位バイトを下位番地とする)の数値として扱います。

なお,可変長順編成ファイルの場合,レコードヘッダに格納されているレコード長のバイトオーダーには適用されません。レコード長には,プラットフォームのバイトオーダーが適用されます。

INPBIG

キー,比較項目,または集約項目の属性が2進数(n,m,a)または内部浮動小数点(f)の場合,入力データをbig endian(上位バイトを下位番地とする)の数値として扱います。

また,可変長順編成ファイルの場合は,レコードヘッダに格納されているレコード長のバイトオーダーについても,big endianとして扱います。

INPLTL

キー,比較項目,または集約項目の属性が2進数(n,m,a)または内部浮動小数点(f)の場合,入力データをlittle endian(上位バイトを上位番地とする)の数値として扱います。

また,可変長順編成ファイルの場合は,レコードヘッダに格納されているレコード長のバイトオーダーについても,little endianとして扱います。

注※

可変長順編成ファイルは,各レコードの先頭にレコード長を2進数で格納したレコードヘッダを持ちます。

注意事項
  • BIG,INPBIG,およびINPLTLを同時に指定できません。

  • オプションの指定によって入力レコードのデータそのものが変更されることはありません。

  • オプションを指定しない場合は,プラットフォームに依存したエンディアンで扱います。プラットフォームのエンディアンについては,「5.5.5 出力ファイルのエンディアン変更オプション(OUTBIG|OUTLTLオプション)」を参照してください。

  • BIGオプションはWindowsおよびLinuxだけで有効なオプションです。

  • INPBIG,およびINPLTLオプションはSORT EE 08-20以降で有効なオプションです。08-20より前のバージョンでは指定できません。