5.2 -pパラメタ
- 機能
-
exsortパラメタファイル名を指定します。
exsortパラメタファイルには,exsortコマンドに指定するパラメタおよびオペランド値を記述します。共通のパラメタ値や,長いパラメタ値などをexsortパラメタファイルに指定してください。
- 形式
-p parameter-file-name
- 説明
-
-
このパラメタは省略できます。省略した場合は,exsortコマンドに指定した引数だけで実行します。
-
このパラメタはexsortコマンドだけに指定できます。exsortパラメタファイルには指定できません。
-
-cpyinp,および-cpyoutパラメタと同時に指定できません。
-
- パラメタの優先順位およびパラメタの指定内容が有効になる範囲について
-
パラメタの優先順位,およびパラメタに指定した内容が有効になる範囲について説明します。
- パラメタの優先順位
-
exsortパラメタファイルとexsortコマンドの両方に同じパラメタを指定した場合,exsortコマンドに指定したパラメタの指定内容が有効になります。
パラメタの優先順位を次の表に示します。
表5‒2 パラメタの優先順位 優先順位
exsortパラメタファイル
exsortコマンド
説明
1
◎
−
exsortパラメタファイルに指定したパラメタの内容が有効になります。
2
○
◎
exsortパラメタファイルとexsortコマンドの両方に同じパラメタを指定した場合,exsortコマンドに指定したパラメタの内容が有効になります。
3
−
◎
exsortコマンドに指定したパラメタの内容が有効になります。
- パラメタまたはオペランドの指定内容が有効になる範囲
-
パラメタまたはオペランドに指定した内容が有効になる範囲を次の表に示します。
表5‒3 パラメタまたはオペランドに指定した内容が有効になる範囲 項番
パラメタ
オペランド
パラメタまたはオペランドに指定した内容が有効になる範囲
1
-
-function
-
-locatajst
-
-cmdopt
-
-key
-
-csvkey
-
-sum
-
-csvsum
-
-reorg
-
-csvreorg
-
-sorttmpdir
-
-mergetmpdir
-
-splittmpdir※
-
-worksize
-
-dateopt
-
-altseq
-
-iosize
−
それぞれのパラメタごとに有効になります。
例えば,exsortパラメタファイルに「-key j+0-4 j+8-1」,exsortコマンドに「-key z+16-8」と指定すると,exsortコマンドに指定した-keyパラメタの内容(z+16-8)が有効になります。exsortパラメタファイルに指定した-keyパラメタの内容(j+0-4,およびj+8-1)はどちらも無効になります。
2
-inpfile
-
fileorg
-
file
-
reclen
-
skiprec
-
startrec
-
stopaft
-
recsepa
-
cellsepa
-
quottype
-
currency
-
round
-
nullseq
-
codetype
-
reorg
-
csvreorg
-
{include|omit}
-
{csvinclude|csvomit}
それぞれのオペランドごとに有効になります。
例えば,exsortパラメタファイルに「-inpfile fileorg=S reclen=100 file=INFILE1」,exsortコマンドに「-inpfile file=INFILE2」と指定した場合,exsortコマンドに指定したfile=INFILE2オペランドだけが置き換えられます。
置き換えられた結果は「-inpfile fileorg=S reclen=100 file=INFILE2」となります。
-splitfile
-
fileno
-
method
-splitdata
-
{recno|spno}
-
{nosplitdata|nosplitcsvdata}
-splitkey
-
{key|csvkey}
-
{recno|spno}
-splitinp
-
fileorg
-
file
-
reclen
-
skiprec
-
startrec
-
stopaft
-
recsepa
-
cellsepa
-
quottype
-
currency
-
round
-
nullseq
-
codetype
-
reorg
-
csvreorg
-
{include|omit}
-
{csvinclude|csvomit}
-catinp
-
fileorg
-
file
-
{suffix|prefix}
-
reclen
-
skiprec
-
startrec
-
stopaft
-
recsepa
-
cellsepa
-
quottype
-
currency
-
round
-
nullseq
-
codetype
-
reorg
-
csvreorg
-
{include|omit}
-
{csvinclude|csvomit}
-
nameseq※
3
-outfile
-
fileorg
-
file
-
reclen
-
minlen
-
recsepa
-
cellsepa
-
cellnum
-
quottype
-
padding
-
reorg
-
csvreorg
-
{include|omit}
-
{csvinclude|csvomit}
-
exsortパラメタファイルとexsortコマンドの両方に-outfileパラメタを一つだけ指定した場合は,オペランドごとに有効になります。また,-splitoutパラメタおよび-catoutパラメタも同様に,パラメタを一つだけ指定した場合は,オペランドごとに有効になります。
例えば,exsortパラメタファイルに「-outfile fileorg=S file=OUTFILE1」,exsortコマンドに「-outfile file=OUTFILE2」と指定した場合,exsortコマンドに指定したfile=OUTFILE2オペランドだけが置き換えられます。
置き換えられた結果は,「-outfile fileorg=S file=OUTFILE2」となります。
-
exsortパラメタファイルとexsortコマンドの両方,またはどちらかに-outfileパラメタを複数指定した場合は「KBLS1101-E -outfileパラメタが複数個指定されています。」というメッセージが表示されて,エラーとなります。また,-splitoutパラメタおよび-catoutパラメタも同様に,パラメタを複数指定した場合は「KBLS1101-E -outfileパラメタが複数個指定されています。」というメッセージが表示されて,エラーとなります。メッセージが表示されたときの原因と対処方法の詳細は,「付録L メッセージ」を参照してください。
-splitout
-
fileorg
-
{prefix|suffix}
-
reclen
-
minlen
-
recsepa
-
cellsepa
-
cellnum
-
quottype
-
padding
-
reorg
-
csvreorg
-
{include|omit}
-
{csvinclude|csvomit}
-catout
-
fileorg
-
file
-
reclen
-
minlen
-
recsepa
-
cellsepa
-
cellnum
-
quottype
-
padding
-
reorg
-
csvreorg
-
{include|omit}
-
{csvinclude|csvomit}
-