ソートマージ


5.1 パラメタおよびオペランドの組み合わせ

各パラメタ,およびオペランドの組み合わせを次の表に示します。

表5‒1 パラメタおよびオペランドの組み合わせ

項番

パラメタ・オペランド(意味)

指定可否

-function

コマンド

パラメタファイル

sort

merge

copy

1

-p (exsortパラメタファイル名)

×

2

-function(機能オプション)

3

-locatajst(キー位置調整オプション)

4

-cmdopt(コマンドオプション)

5

{-key|-csvkey}(ソート・マージ・集約キー)

※1,※2

※1,※2

※1,※2

6

{-sum|-csvsum}(集約項目)

※2

※2

※2

7

{-inpfile|

-catinp|

-splitinp}

fileorg=(入力ファイル編成)

8

file=(入力ファイル名)

※3

※3

※3

9

{field|csvfield}=(入力レコードのフィールド情報)

×

※20,※21

※20,※21

※20,※21

10

{suffix|prefix}=(連結ファイル名)

※3

※3

※3

11

reclen=(入力レコード長)

※8

※8

※8

12

skiprec=(入力レコードスキップ件数)

※9

※9

13

startrec=(入力開始レコード番号)

※9

※9

※9

14

stopaft=(入力レコード打ち切り件数)

15

recsepa=(テキスト・CSVファイルの改行文字)

※13

※13

※13

16

cellsepa=(CSVファイルのデリミタ)

※14

※14

※14

17

quottype=(CSVファイルの引用符)

※14

※14

※14

18

currency=(CSVファイルの通貨記号)

※14

※14

※14

19

round=(CSVファイルの数値データの丸め方式)

※14

※14

※14

20

nullseq=(CSVファイルのNULLセルのソート順序)

※14

※14

※14

21

codetype=(CSVファイルの文字コード)

※14,※18

※14,※18

※14,※18

22

{reorg|csvreorg}=(入力レコード編集)

※16

※16

※16

23

{{include|omit}|{csvinclude|csvomit}}=(入力レコードの選択条件式)

※17

※17

※17

24

-cpyinp

fileorg=(入力ファイル編成)

×

×

×

25

(入力ファイル名)※19

×

×

×

26

-joininp※20

fileorg=(入力ファイル編成)

×

×

27

file=(入力ファイル名)

×

×

28

alias=(別名)

×

×

29

{field|csvfield}=(入力レコードのフィールド情報)

×

※21

※21

×

30

reclen=(入力レコード長)

×

※8

※8

×

31

startrec=(入力開始レコード番号)

×

※9

※9

×

32

recsepa=(テキスト・CSVファイルの改行文字)

×

※13

※13

×

33

cellsepa=(CSVファイルのデリミタ)

×

※14

※14

×

34

quottype=(CSVファイルの引用符)

×

※14

※14

×

35

currency=(CSVファイルの通貨記号)

×

※14

※14

×

36

round=(CSVファイルの数値データの丸め方式)

×

※14

※14

×

37

nullseq=(CSVファイルのNULLセルのソート順序)

×

※14

※14

×

38

codetype=(CSVファイルの文字コード)

×

※14,※18

※14,※18

×

39

{{include|omit}|{csvinclude|csvomit}}=(入力レコードの選択条件式)

×

※17

※17

×

40

{-reorg|-csvreorg}(中間レコード編集)

※17

※17

41

{-outfile|

-catout|

-splitout}

fileorg=(出力ファイル編成)

42

file=(出力ファイル名)

※4

※4

※4

43

{suffix|prefix}=(分割ファイル名)

※4

※4

※4

44

reclen=(出力レコード長)

※10

※10

※10

45

minlen=(最小出力レコード長)

※10

※10

※10

46

recsepa=(テキスト・CSVファイルの改行文字)

※13

※13

※13

47

cellsepa=(CSVファイルのデリミタ)

※14

※14

※14

48

quottype=(CSVファイルの引用符)

※14

※14

※14

49

cellnum=(CSVファイル出力セル数)

※14

※14

※14

50

padding=(パディング文字)

※15

※15

※15

51

{reorg|csvreorg}=(出力レコード編集)

※16

※16

※16

52

{format|csvformat}=(出力レコードのフォーマット定義)

×

※22

※22

×

53

{{include|omit}|{csvinclude|csvomit}}=(出力レコードの選択条件式)

※17

※17

※17

54

-joinout※20

fileorg=(出力ファイル編成)

×

×

55

file=(出力ファイル名)

×

×

56

{format|csvformat}=(出力レコードのフォーマット定義)

×

※22

※22

×

57

reclen=(出力レコード長)

×

※10

※10

×

58

minlen=(最小出力レコード長)

×

※10

※10

×

59

recsepa=(テキスト・CSVファイルの改行文字)

×

※13

※13

×

60

cellsepa=(CSVファイルのデリミタ)

×

※14

※14

×

61

quottype=(CSVファイルの引用符)

×

※14

※14

×

62

padding=(パディング文字)

×

※15

※15

×

63

{{include|omit}|{csvinclude|csvomit}}=(出力レコードの選択条件式)

×

※17

※17

×

64

-cpyout

(出力ファイル名)※19

×

×

×

65

-splitfile

fileno=(ファイルの分割数)

※5

66

method=(分割方式)

※5

67

-splitdata

{recno|spno}=(ファイルの分割量)

※5

68

{nosplitdata|nosplitcsvdata}=(非分割データ)

※6

※6

※5,※6

69

-splitkey

{key|csvkey}=(分割キー)

※7

※7

※5,※7

70

{recno|spno}=(ファイルの分割量)

※5

71

-sorttmpdir(ソートフェーズ用一時ファイルのディレクトリ)

※11

72

-mergetmpdir(マージフェーズ用一時ファイルのディレクトリ)

73

-splittmpdir(分割用一時ファイルのディレクトリ)

※12

※12

※12

74

-worksize(作業用バッファサイズ)

75

-dateopt(日付項目の基準年)

76

-altseq(文字コードの比較順序の変更)

77

-iosize

(I/Oバッファサイズ)

78

inpiosize=(入力ファイル用I/Oサイズ)

79

outiosize=(出力ファイル用I/Oサイズ)

80

sorttmpiosize=(ソートフェーズ用一時ファイル用I/Oサイズ)

81

mergetmpiosize=(マージフェーズ用一時ファイル用I/Oサイズ)

82

splittmpiosize=(分割用一時ファイル用I/Oサイズ)

(凡例)

●:指定できる

×:指定できない

◎:必須パラメタまたはオペランド

○:場合によって指定が必要なパラメタまたはオペランド

△:任意のパラメタまたはオペランド

−:指定しても無視されるパラメタまたはオペランド

注※1
  • 固定長順編成ファイル,可変長順編成ファイル,またはテキストファイルを入力ファイルとする場合は,-keyパラメタを指定してください。

  • CSVファイルを入力ファイルとする場合は,-csvkeyパラメタを指定してください。

注※2
  • -sumパラメタと組み合わせて指定する場合は,-keyパラメタを必ず指定してください。

  • CSVファイルを入力ファイルとし,-csvsumパラメタと組み合わせて指定する場合は,-csvkeyパラメタを必ず指定してください。

注※3
  • ファイル分割およびファイル連結機能を使用しない場合は,-inpfileパラメタのfileオペランドで入力ファイル名を指定します。

  • -inpfileパラメタのfileオペランドを省略した場合,標準入力ファイルから入力します。ファイル分割機能を使用する場合は,-splitinpパラメタのfileオペランドで入力ファイル名を指定します。-splitinpパラメタのfileオペランドは省略できません。

  • ファイル連結機能を使用する場合は,-catinpパラメタのfile,suffix,またはprefixオペランドで連結ファイル名を指定します。-catinpパラメタは,file,suffix,およびprefixオペランドのうち,どれか1つを必ず指定してください。

注※4
  • ファイル分割およびファイル連結機能を使用しない場合は,-outfileパラメタのfileオペランドで出力ファイル名を指定します。-outfileパラメタのfileオペランドを省略した場合,標準出力ファイルへ出力します。

  • ファイル分割機能を使用する場合は,-splitoutパラメタのsuffixまたはprefixオペランドで分割ファイル名を指定します。-splitoutパラメタは,suffixおよびprefixオペランドのどちらかを必ず指定してください。

  • ファイル連結機能を使用する場合は,-catoutパラメタのfileオペランドで出力ファイル名を指定します。-catoutパラメタのfileオペランドを省略した場合,標準出力ファイルへ出力します。

注※5
  • 集約機能を使用しないコピー機能とファイル分割機能を使用する場合,-splitfile,-splitdata,または-splitkeyパラメタのどれか1つを必ず指定してください。

注※6
  • 固定長順編成ファイル,可変長順編成ファイル,またはテキストファイルを入力ファイルとする場合は,nosplitdataオペランドを指定してください。

  • CSVファイルを入力ファイルとする場合は,nosplitcsvdataオペランドを指定してください。

注※7
  • 固定長順編成ファイル,可変長順編成ファイル,またはテキストファイルを入力ファイルとする場合は,keyオペランドを指定してください。

  • CSVファイルを入力ファイルとする場合は,csvkeyオペランドを指定してください。

注※8
  • 固定長順編成ファイルを入力ファイルとする場合は,reclenオペランドを必ず指定してください。

注※9
  • CSVファイルを入力ファイルとする場合だけ,startrecオペランドの指定が有効となります。

  • skiprecオペランドとstartrecオペランドを同時に指定できません。同時に指定した場合,KBLS1105-Eのエラーとなります。

注※10
  • レコード編集機能を使用する場合,可変長順編成ファイルを入力ファイルとするときは,reclenおよびminlenオペランドを必ず指定してください。また,固定長順編成ファイルを入力ファイルとするときは,reclenオペランドを必ず指定してください。

注※11
  • コマンド,パラメタファイル,環境変数「EXSORTSORTTMPDIR(64ビット版は「EXSORT64SORTTMPDIR」)」のどれかを使用して,ソートフェーズ用一時ファイルのディレクトリを指定してください。

注※12
  • ファイル分割機能を使用する場合,コマンド,パラメタファイル,環境変数「EXSORTSPLITTMPDIR(64ビット版は「EXSORT64SPLITTMPDIR」)」のどれかを使用して,分割用一時ファイルのディレクトリを指定してください。

注※13
  • 入力ファイルまたは出力ファイルに,テキストファイルまたはCSVファイルを指定した場合だけ有効です。

注※14
  • 入力ファイルまたは出力ファイルにCSVファイルを指定した場合だけ有効です。

注※15
  • レコード編集機能を使用しない場合で,かつ-outfile,-catoutまたは-splitoutパラメタのreclenまたはminlenオペランドを指定している場合だけ有効です。

注※16
  • 固定長順編成ファイル,可変長順編成ファイル,またはテキストファイルを入力ファイルとする場合は,reorgオペランドまたは-reorgパラメタを指定してください。

  • CSVファイルを入力ファイルとする場合は,csvreorgオペランドまたは-csvreorgパラメタを指定してください。

注※17
  • 固定長順編成ファイル,可変長順編成ファイル,またはテキストファイルを入力ファイルとする場合は,includeまたはomitオペランドを指定してください。

  • CSVファイルを入力ファイルとする場合は,csvincludeまたはcsvomitオペランドを指定してください。

注※18
  • codetypeオペランドに指定したエンコード(文字コード)で,CSVファイルの区切り文字(デリミタ),文字属性コード「w」,「u」および「v」を解析します。

注※19
  • -cpyinpパラメタに指定する入力ファイル,および-cpyoutパラメタに指定する出力ファイルは,オペランド名「file=」は不要です。直接,ファイル名を指定してください。

注※20
  • 入力ファイルが可変長順編成ファイルの場合は指定できません。

注※21
  • 固定長順編成ファイルまたはテキストファイルを入力ファイルとする場合は,fieldオペランドを指定してください。

  • CSVファイルを入力ファイルとする場合は,csvfieldオペランドを指定してください。

注※22
  • 固定長順編成ファイルまたはテキストファイルを入力ファイルとする場合は,formatオペランドを指定してください。

  • CSVファイルを入力ファイルとする場合は,csvformatオペランドを指定してください。

注※23
  • 出力レコードのフォーマット定義(format,csvformatオベランド)は,レコード編集機能(-reorg,-csvreorgパラメタ,reorg,csvreorgオペランド)と同時に指定できません。

それぞれのパラメタおよびオペランドの意味を次に示します。