ソートマージ


2.45 選択条件式のブレイクオプション(SORT EEの機能)【08-50以降】

出力ファイルパラメタ(-outfile,-splitout,-catoutパラメタ)に指定した選択条件式を,指定した順に評価,選択(出力ファイルへの出力)し,選択条件式に合致した時点で評価を終了(ブレイク)します。

次に選択機能の処理の流れを示します。

選択条件式のブレイクオプションの指定がない場合,-outfile,-catout,または-splitoutパラメタに指定した選択条件式を,指定した順にすべて評価し選択(出力ファイルへの出力)します。選択条件に合致すれば選択(出力ファイルへの出力)するため,選択条件によっては1つの入力レコードが複数の出力ファイルへ出力されることがあります。

図2‒10 選択条件式のブレイクオプションの指定がない場合の処理の流れ

[図データ]

選択条件式のブレイクオプションを指定した場合,-outfileパラメタに指定された選択条件式を,指定した順に評価,選択(出力ファイルへの出力)し,選択条件式に合致した時点で評価を終了(ブレイク)します。選択条件に合致した時点で評価を終了(ブレイク)するため,合致した条件式以降に指定された条件式は評価しません。

なお,選択条件式の指定がない-outfileパラメタについては,オプションの有無に関係なくレコードが出力されます。

図2‒11 選択条件式のブレイクオプションを指定した場合の処理の流れ

[図データ]

コマンドオプションの指定方法については,「5.5.25 選択条件式のブレイクオプション(SELBRKオプション)」を参照してください。