2.35.2 入力ファイルの上書きオプション
ソート機能では,入力ファイルと出力ファイルに同じファイルを指定できます。ただし,選択機能や集約機能と一緒に指定した場合は,レコード件数が変わることで,入力データを保持できなくなるため,この場合は入力と出力に同じファイルを指定することはできません。レコード編集機能も同様に,入力データを保持できないという理由から,同じファイルを指定できません。
このオプションを指定すると,レコード処理機能(選択,集約,または編集機能)を指定していても,入力と出力に同じファイルを指定できます(入力ファイルを出力ファイルで上書きします)。
コマンドオプションの指定方法については,「5.5.2 ファイルの上書きオプション(OVWRT|INPOVWRTオプション)」を参照してください。