2.2 重複レコードの入力順序保存機能
ソートキーの内容の同じレコードが複数ある場合,ソート結果は,ソート時にそのレコードが入力された順に並びます。これを,「重複レコードの入力順序保存機能」といいます。なお,入力ファイルが索引ファイルの場合,この機能は使えません。
製品 |
オプション名 |
備考 |
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SORT EE |
重複レコードの入力順序保存機能(DUP|NODUPオプション) |
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SORT |
/dオプション(Windows) |
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-dオプション(UNIX) |
重複レコードの入力順序保存機能を指定した場合の例を次に示します。
- 重複レコードの入力順序保存機能を指定した場合の例
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どちらも年齢が「30」である「田中」および「渡辺」というレコードを「田中」,「渡辺」の順で入力したとします。
これらのデータを年齢順でソートした場合,重複レコードの入力順序保存機能を指定しているときは,「田中」,「渡辺」の順でソートされます。
重複レコードの入力順序保存機能を指定していないときは,「渡辺」,「田中」の順でソートされることがあります。
図2‒1 重複レコードの入力順序保存機能を指定した場合の例