SORTの環境ファイル（wnsort.wseファイル）の移行内容を次の表に示します。

表20-24　SORT環境ファイルの移行

SORT環境ファイルの項目	SORT EE
	環境変数名 （括弧内は64ビット版）	値
date_opt=日付項目の基準年度	EXSORTDATEOPT （EXSORT64DATEOPT）	日付項目の基準年度を転記
msg_opt=メッセージ出力オプション	EXSORTMSGOPT （EXSORT64MSGOPT）	メッセージ出力オプションを転記
msg_file=メッセージの出力先ファイル名	EXSORTMSGFILE （EXSORT64MSGFILE）	メッセージの出力先ファイル名を転記
temp_dir1=ソート用一時ファイルディレクトリ名	EXSORTSORTTMPDIR （EXSORT64SORTTMPDIR）	ソート用一時ファイルディレクトリ名を転記
temp_dir2=中間ファイルディレクトリ	−	−
temp_dir3=マージ用一時ファイルディレクトリ名	EXSORTMERGETMPDIR （EXSORT64MERGETMPDIR）	マージ用一時ファイルディレクトリ名を転記
work_size=ワークバッファサイズ	EXSORTWORKSIZE （EXSORT64WORKSIZE）	ワークバッファサイズを転記※1
string_dir=ストリング情報格納一時ファイルディレクトリ名	EXSORTSTRINGDIR （EXSORT64STRINGDIR）	ストリング情報格納一時ファイルディレクトリ名を転記
bom_lngin=unicode	EXSORTBOMLNGIN （EXSORT64BOMLNGIN）	UNICODE
bom_lngout=utf8	EXSORTBOMLNGOUT （EXSORT64BOMLNGOUT）	UTF8
dmp_dir=デバッグ情報ファイルの出力先ディレクトリ	−	−
SORT_EE※2	−	−

（凡例）−：該当しません。

注※1

KB単位指定の場合は，MB単位に変換した値を指定してください。

なお，ワークバッファサイズの自動見積もり機能を使用する場合は，環境変数「EXSORTWORKSIZE（64ビット版は「EXSORT64WORKSIZE」）」の指定は不要です。

注※2

SORTコマンドでSORT EEが提供する機能を利用する場合に指定します。移行対象の環境変数ではありません。