集約機能を使用する場合，集約項目の属性が2進数の場合，10進数の桁数でオーバーフロー判定をすることを指定します。

製品	オプション名	備考
SORT EE	10進数オーバーフロー判定オプション（OVFLWオプション）	5.5.7
SORT	/hオプション（Windows）	10.1.2(1) 11.2.2(3)
	-bオプション（UNIX）	10.2.2(1)

集約結果の範囲を次の表に示します。

表2-1　集約結果の範囲（固定小数点2進数（n））

バイト長	10進数オーバーフロー判定機能
	指定なし	指定あり
2	−32,768〜＋32,767	−9,999〜＋9,999
4	−2,147,483,648〜＋2,147,483,647	−999,999,999〜＋999,999,999
8	−9,223,372,036,854,775,808〜 ＋9,223,372,036,854,775,807	−999,999,999,999,999,999〜 ＋999,999,999,999,999,999

表2-2　集約結果の範囲（符号なし2進数（m））

バイト長	10進数オーバーフロー判定機能
	指定なし	指定あり
2	0〜32,767	0〜9,999
4	0〜2,147,483,647	0〜999,999,999
8	0〜9,223,372,036,854,775,807	0〜999,999,999,999,999,999