NAME="ステップ名"

カタログドプロシジャまたは入出力ストリームプロシジャ内のDD要素，EXEC要素内の属性の追加，変更，または削除をする場合，その対象となるステップを定義する。

REPLACESTEP要素内には，次に示す順番で要素を含めることができる。

• EXEC要素
  1回だけ記述，または省略できる。
  
• DD要素
  複数回記述できる。または省略できる。
  

NAME="ステップ名"〜＜記号名称＞((1〜31文字))

属性の追加，変更，または削除をするステップ名を指定する。

• EXEC要素のPGM属性およびDD要素のNAME属性は置き換えできない。
• バッチジョブ実行システムは，REPLACESTEP要素を適用したあとでプロシジャを解析する。例えば，ステップ名としてOLDSTEPを指定したCOND属性に対して，REPLACESTEP要素でステップ名部分をNEWSTEPに置き換えている場合，バッチジョブ実行システムはステップ名部分をNEWSTEPに置き換えてからプロシジャを解析する。

カタログドプロシジャUTILITYのSTEP1にあるEXEC要素のPARM属性を削除する場合の使用例を次に示す。

：
<CALL NAME="UTILITY">
<REPLACE>
   <REPLACESTEP NAME="STEP1">
      <EXEC PARM="" />
   </REPLACESTEP> 
</REPLACE>
</CALL>