uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引(Windows(R)用)
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- 世代データ群に対する排他/共用制御は,世代データ群名にだけ行われ,世代ファイルに対しては行わない。
- 排他/共用制御では共有メモリおよびMutexを使用する。バッチジョブ実行システムが使用する共有メモリおよびMutexは,BjexSvcサービスの開始時に生成され,BjexSvcサービスの停止時に解放する。そのため,設定ファイルの設定値を変更した場合,変更後の値を有効にするためにはBjexSvcサービスを再起動する必要がある。
- 排他/共用制御では,DD要素のDSN属性値を絶対パスに変換し,排他/共用制御の対象を判別する。絶対パスに変換する場合,少なくとも指定されたファイルまたはディレクトリの上位階層のディレクトリが存在している必要がある。
- DD要素のDSN属性値の指定で,ディレクトリ名またはファイル名にハードリンクが含まれている場合,排他/共用制御が正しく動作できない場合があるため指定しないこと。
- DD要素で指定したファイルだけが排他/共用制御の対象となる。コマンドラインなどでDD要素で与えられる環境変数を使用しないで指定したファイルは,該当する制御の対象とならないため,注意が必要である。
- JP1の論理ホストを複数構築し,バッチジョブ実行システムを複数稼働している場合,排他/共用制御はバッチジョブ実行システムごとにする。あるバッチジョブ実行システムから別のバッチジョブ実行システムの排他/共用制御の情報を参照することはできない。
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