トランザクショナル分散オブジェクト基盤 TPBroker 運用ガイド
設定されている環境変数を変更します。
- 設定値
Cosminexus TPBroker for C++ Version 3またはCosminexus TPBroker for Java Version 4と,Cosminexus TPBroker Version 5とではインストール先ディレクトリが異なるため,インストール先ディレクトリを含むパスを指定する環境変数について,設定値を変更する必要があります。
- 環境変数名
Cosminexus TPBroker 05-12から名称が変更となった環境変数について,環境変数名を変更する必要があります。
変更する必要がある環境変数については,「9.12.2 環境変数の変更」を参照してください。
使用している機能に応じて,TPBrokerをセットアップします。
使用している環境に応じて,セットアップをします。
- 移行後に環境変数VBROKER_ADMの値を変更し,agentaddrファイル,localaddrファイル,HVMGTEE_DEFファイル,およびclienthandleraddrファイルを使用するとき
次に示すファイルを変更後の環境変数VBROKER_ADMで指定したディレクトリに合わせて格納し直します。
- $VBROKER_ADM/agentaddr
- $VBROKER_ADM/localaddr
- $VBROKER_ADM/HVMGTEE_DEF
- $VBROKER_ADM/clienthandleraddr
また,clienthandleraddrファイルは,ファイル名をhtc.clienthandleraddrに変更します。
- 環境変数VBROKER_ADMに/opt/Cosminexus/TPBC/admと異なるディレクトリを指定しているとき
/opt/Cosminexus/TPBC/adm以下のファイルを環境変数VBROKER_ADMで指定したディレクトリにコピーします。
- 移行前の環境で,agentaddrファイル,localaddrファイル,HVMGTEE_DEFファイル,およびclienthandleraddrファイルの格納位置を環境変数VBROKER_ADMとは別の環境変数で指定していたとき
移行前の環境変数で指定していたディレクトリを基にファイルを格納し直します。また,clienthandleraddrファイルは,ファイル名をhtc.clienthandleraddrに変更します。
アウトプロセストランザクションサービスからインプロセストランザクションサービスに移行します。移行方法については,マニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」を参照してください。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2007, Hitachi, Ltd.