トランザクショナル分散オブジェクト基盤 TPBroker 運用ガイド
この節では,HACMPとの連携でできることについて説明します。
HACMPと連携することで,TPBrokerをクラスタ構成で運用できます。HACMPの詳細は,HACMPのマニュアルを参照してください。なお,TPBrokerではHACMP5.3との連携を確認しています。連携できるOSはAIXだけです。連携できるTPBrokerのプログラムプロダクトは次のとおりです。
また,HACMPと連携すると,TPBrokerでは,次の場合にノード引き継ぎができます。
TPBrokerはノード引き継ぎをしたときに,次の情報を現用系から待機系に引き継ぐことができます。
TPBrokerは現用系で監視中のプロセスを,待機系で起動します。再開始用のコマンドが設定してある場合,再開始用のコマンドを起動します。ノード引き継ぎが起こった時点で未決着トランザクションがあると,待機系でトランザクションの回復をします。
TPBrokerのシステムダウンではノード引き継ぎは行いません。TPBrokerのシステムダウン時は,システムダウンした系でTPBrokerを再開始します。
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