トランザクショナル分散オブジェクト基盤 TPBroker 運用ガイド
バーボースログに関する定義句の詳細について説明します。
〜<符号なし整数> ((0〜14515200)) <<180>> (単位:秒)
hvmgteeコマンドの稼働中に定義ファイルを読み取る間隔を設定します。
"0"を設定した場合,定義ファイルは読み取りません。そのため,"0"を設定したあと再び読み取りを有効にするためには,osagentの再起動が必要です。この設定値は,hvmgteeコマンドの稼働中に変更できます。
〜<文字列> { DISPLAY|FILE|ALL|OFF } <<FILE>>
hvmgteeコマンドを経由したデータの画面出力およびファイル出力をするかどうかを設定します。この設定値は,hvmgteeコマンドの稼働中に変更できます。
〜<符号なし整数> ((1〜524288)) <<10240>>(単位:キロバイト)
バーボーズログの出力ファイルの上限サイズを設定します。
ファイルにログ出力されるときに,ファイルのサイズがチェックされます。そのときに,すでにこの設定値を超えていると,もう一つのファイルにスワップします。
この設定値は,hvmgteeコマンドの稼働中に変更できます。
〜<文字列> { true|false|Y|N } <<true>>
hvmgteeコマンドが正常終了したとき,またはSIGINT,もしくはSIGTERMを受信して終了したときまでに,出力していたログファイルを圧縮するかどうかを設定します。この設定値は,hvmgteeコマンドの稼働中に変更できます。
設定値"Y"および"N"は,下位互換のために使用することはできますが,設定値"true"および"false"の使用を推奨します。
〜<符号なし整数> ((2〜64)) <<4>>
同一モジュールのログファイル数の上限値を設定します。
ファイル数の上限値の変更はhvmgteeコマンドの起動時だけ有効とし,hvmgteeコマンドの稼働中の変更は無効となります。
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